2020 Oct 30 Fri

どんな食材もお手のもの!プロが「これこそは!」と思った包丁・ナイフ3選

道具の達人 第7回…フードコーディネーター みなくちなほこさんの連載。全国津々浦々、はたまた海外まで買い付けに行ってしまうほど、キッチン道具が好き。使える道具を毎回紹介していきます。連載一覧はこちら

どんな食材もお手のもの!な「切るもの」

カッター、ナイフ、包丁といろんな「切るもの」を使う中で、これこそは!と思った特別なアイテムを厳選してご紹介。

くすっと笑える便利な小鳥ちゃん
パール金属のみかん・パックカッター

【おちゃめ】
なくてもいいけど、あったら便利な脇役的道具は“くすっと笑える”おちゃめなデザインが好きだ。だからこの皮むきも最初は面白半分、軽〜い気持ちで手に入れた。夏みかんやはっさくなど皮の厚い柑橘類はむくのが億劫で、買ったはいいけど“結局搾ってお酒に入れちゃった”なんてことがちょいちょいある。だけどこの小鳥ちゃんがあれば、“朝ごはんに夏みかんをむいてヨーグルトをかけて食べてきました♥”というステキ女子になれるかも?

【柑橘類】
小鳥のくちばし部分(ツメ)を皮に当て、スーーッとひくと浅く切り込みが入る。中央から放射線状に切り込みを入れて、そこから皮をむくだけだ。グレープフルーツや文旦のような分厚い皮もささっとむけちゃう。無類の柑橘好きとしてはこの小鳥ちゃんとの出会いに大感謝だ。

パール金属のみかん・パックカッター(本人私物)

トマトがスイスイ切れる万能ナイフ
ビクトリノックスのスイスクラシック トマト・ベジタブルナイフ

【切れ味】
なにしろ使うたびに感動するナイフなのだ。包丁の切れ味はトマトを切ってみればわかる。切れない包丁はトマトの皮に“拒否られ”刃が皮に入っていかないのだ。そりゃもちろん研がなきゃ切れないのは当然なのだけど。

【ノンストレス】
このナイフは研がずともトマトがスイスイと切れる。薄〜〜く透けるほどの薄切りだってできる。刃はパン切りナイフのようなこまかい波刃で、柔らかい食材の表面も確実にキャッチしてくれるから、完熟したフルーツもぐちゃっとならずにすっと切れてノンストレス。ふわふわのシフォンケーキは潰さずふわっと、硬いバゲットだってカナッペのように薄く切れちゃう。こういうのを万能ナイフっていうんじゃないだろうか。

ビクトリノックスのスイスクラシック トマト・ベジタブルナイフ 1100円(ビクトリノックス・ジャパン)

気づけばキャベツが丸々1 個刻まれていることも!
士林名刀の中華包丁

【下心】
中華包丁はすべての素材をこの包丁一本で切りこなす。かっこよすぎるではないか! 料理はモノから入ったっていいんだ、そこから料理上手が生まれるかもしれない。そんな下心を抱いて台湾で手に入れたのが“世界一頑丈なステンレス・タングステンでできた中華包丁”だ。

【意気込み】
台北北部にある「士林名刀」には手のひらサイズのものから、牛一頭をさばけそうな大きな斧みたいなものまで、店の壁にズラーーッと包丁が並んでいる。店員さんは私の体格や手の大きさを見て、ちょうどいいサイズのものを何点か出してくれた。握ってみて使い心地を確
かめて買ったのがこれだ。普通の包丁とは使い勝手が違うけど、キャベツの千切りなどはストンストンと力を入れずに切れるので、楽しくていつの間にか丸ごと1個刻んでしまう。ちょっとハードルが高いかもしれないけれど、台湾旅行の記念に「意気込みの逸品」を買うのもいい。

士林名刀の中華包丁(本人私物)

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Profile

みなくちなほこ(フードコーディネーター)

アウトドア料理から家庭料理、スイーツなど幅広いジャンルの料理に精通し、身近にある食材で、簡単で美味しい、「実力以上の料理」を作ることがモットー。無類の鉄鍋好きで、鉄作家・槇塚 登氏と共に鉄の台所道具「TEPPAN」シリーズをプロデュースしている。

[LaLa Begin2019年6-7月号の記事を再構成] 写真/中島里小梨 構成/灰岡美紗 イラスト/ naohiga

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