
置くだけでアメリカンハウスに⁉ おうちに取り入れたいアメリカの【名品雑貨図鑑】
アメリカうまれ 大集合 ララビギンの創刊号は「スタジャン」に関するエッセイから始まります。そう、ララビギンの根底には初めからずっと、アメリカがありました。なぜかいつも気になってしまう。変わらないクラフツマンシップ? 自分の気持ちは真っ先にカタチにしちゃう、そんなアメリカ的姿勢かな? 好きな人への気持ちをラブレターにしたためるように、特集にしてみました。連載一覧はこちら
QOLが上がるアメリカの名品雑貨図鑑
アメリカっぽいを形づくる、昔ながらの雑貨や小物たち。その背景にまで思いを馳せて日常に取り込めば、気分が上がり、生活の質まで高まるはず!
映画でよくみるブリキのゴミ箱を本場から
スクリーン越しにのぞき見するアメリカのライフスタイル。日本と違って整然と整理された区画の、青々とした芝生が眩しいアメリカンハウスって、きっと段違いの開放感ですよね。
決まって軒先にあるのは、ブリキ製のダストボックス。そんな定番ガーデン用品は、本場アメリカで100年続くブランドに頼ってみたい!
ベーレンスのガルバナイズド スチール トラッシュ カン

ガーデニングやBBQで出たゴミがまるっと収まる大容量で、しっかりとフタが閉まる頑丈さもアメリカらしい。お庭に、ベランダに置くだけでテンションが上がります。
そのタフさであらゆるプロを魅了した
アメリカの工業製品には、日本の雑貨にはない男前なデザインの魅力があります。オールキャンバスのバッグにスチールキャスターを組み合わせたこのバスケットは、100年を超す歴史を誇り、そのタフさから、1930年代には米軍にも採用されたほど。
スチール キャンバス バスケットの
スモール トラック スクエア バスケット 2BU

ホワイトキャンバスの生成り色のレザーリムはハンサムで、どんな空間にも似合います。生活臭が漂ってしまう脱いだ服は、このバスケットへ。あるいは乾いた洗濯物の一時退避に。機能とデザインを兼ね備えたバスケットと生活を供にしてみたいと思いません?
誕生秘話に心までほっこり温まる
1969年のクリスマス。16歳のマイクは母親にプレゼントをしたいと思いましたが、十分なお金がありませんでした。そこで自分のクレヨンを溶かしてキャンドルを作り、プレゼントすることを思いついたのです。
その様子を見た隣人から、自分にも作ってほしいとワックスを買うお金を渡され、彼はキャンドルを二つ作りました。それがヤンキーキャンドル社誕生の瞬間。
ヤンキー キャンドルのエレベーションジャーS

やがて高品質なフレグランスキャンドルが評判を呼び、今日では大人気商品に。大切な人に贈るギフトにぴったりな、心に温かい何かを灯すエピソードです。
メイン州の森の香りで深く眠る
自然豊かなメイン州には、巨大なヒマラヤスギの森があります。その木を伐り出して組むログハウスは、リラックス効果を高める独特の香りが漂うもの。実際ヒマラヤスギの香りには、虫を遠ざけ不安やアレルギーを緩和する効果があるのだとか。
残念だけどメイン州の森深くにはそう簡単に足を延ばせないので、代わりに彼の地で作られるヒマラヤスギのお香をどうぞ。
レイバー・アンド・ウエイトの
レッド シーダー インセンス スティック

就寝前に焚けば安らぎの薫香に包まれます。ヒマラヤスギが見てきた長い長い年月に思いを馳せつつ、今宵は深い眠りにつきましょう。
アメリカうまれ 大集合

ララビギンの創刊号は「スタジャン」に関するエッセイから始まります。そう、ララビギンの根底には初めからずっと、アメリカがありました。なぜかいつも気になってしまう。変わらないクラフツマンシップ? 自分の気持ちは真っ先にカタチにしちゃう、そんなアメリカ的姿勢かな? 好きな人への気持ちをラブレターにしたためるように、特集にしてみました。
[LaLa Begin 2023年 8-9月号の記事を再構成]photo : Yuhki Yamamoto, Saori Fushimi, Shunsuke Musashi, Saori Nakajima text : Mikiko Manaka, Shinsuke Isomura, Aki Maruyama, LaLa Begin styling : Codan hair&make-up : Karen Suzuki model : Lee Momoka illustration : Kahoko Sodeyama ※掲載内容は発行時点の情報です。