2021 Sep 27 Mon
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知れば納得!なボーダーの歴史。青×白が多いのはなぜ?ボートネックの由来は?

愛しのボーダー10の備忘録 もはや家族のように、いや空気のごとくそばにいてくれることが当たり前になっているボーダー。感謝と愛を持ってその魅力をおさらいしてみましょ。

知れば納得!なボーダーの歴史

ボーダーといえば青×白の理由

ボーダーシャツといえば青×白をイメージする人も多いはず。でもその由来ってご存じですか? ボーダーシャツはもともと、漁師や船乗りが着ていたものでした。その後フランス海軍の制服に採用されますが、青と白になったのは、フランス国旗の色に由来しているそう。さらに、縞模様は海と馴染んで迷彩になり、敵に見つかりにくい効果もあるんだとか。つまり海軍のカモフラージュとして、ちょうどよかったんですね。

「バスクシャツ」ってよく言うけど?

ボーダーシャツをバスクシャツというのは、ヘミングウェイの小説『海流のなかの島々』の和訳の中にこの呼称が出てきたのが由来と言う説も。ご当地であるフランスでは、ボーダーシャツのメーカーが多い、ブルターニュ地方のマリンシャツの意味で「ブルトンマリン」と呼ばれます。ちなみに、ブルターニュ地方はバスク地方よりもだいぶ北です。

ボートネックの由来は船底?

クルーネックよりも左右に大きく開いていて、その分、浅い衿ぐりとなっているボートネック。ボーダーシャツでお馴染みの衿ぐりで、この名称は船の底の形に似ているからです。フ
ランス海軍がユニフォームに採用してから、こう呼ばれるようになりました。

そのいわれは、船乗りが着るものだし、じゃあ船の底に似た形にしよう、ってわけではありません。船乗りや海兵が海に転落した際に、脱ぎやすさを重視した水に濡れても脱ぎやすくするための形、ディテールです。程よい具合の首のあきにも、実用的な由来があったんですね。

あの偉人も着ていた

シャルロット・ゲンズブールをはじめ、ファッションアイコンに愛されたボーダーシャツ。こうしてファッションアイテムになったのは、’20年代に米国人画家のジェラルド・マーフィーが着始めたのがきっかけなんだとか。彼は当代きってのオシャレさんで、フランスのサロンに大きな影響を持っていました。

そこにいたのが、あのパブロ・ピカソ。彼もまたボーダーシャツを愛用する姿がよく見られ、トレードマークのようになりました。

線の数には意味がある!?

海でのカモフラージュの役割を果たしていたボーダー。じつは縞模様の線の数にも意味がある、なんて噂があります。というのは、フランス海軍で採用されていたボーダーシャツを見比べてみると、年を経るごとに何気な〜くボーダーの線の数が増えている!?

定かではありませんが、これは戦争に勝利した数ともいわれていて、各年代の勝利数と合致するシャツが多いんだそう。優勝したら増えていく、スポーツのユニフォームの☆のようなものだったのかも。

特集「愛しのボーダー10の備忘録」

平成を思い返してみると、色んなファッションのブームがやって来ては去っていきました。もはや家族のように、いや空気のごとくそばにいてくれることが当たり前、になっているボーダー。感謝と愛を持ってその魅力をおさらいしてみましょ。

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※表示価格は税抜き
[LaLa Begin2019年4-5月号の記事を再構成]写真/三宮幹史 伏見早織 武蔵俊介 文/間中美希子 桐田政隆 丸山亜紀 児玉志穂 渡辺 愛 スタイリング/新田アキ ヘアメイク/ HACHI モデル/立花恵理(ViVi専属モデル) イラスト/藤井友子 ※掲載内容は発行時点の情報です。 

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