
メンズの定番アウターは、【モデルチェンジ】でおじいちゃん見えを回避できる!
ファッションを楽しむための12のヒント 読者アンケートで多かった「装いのマンネリ化」問題。シンプルベーシック好きだけど、いつも同じコーディネートばかりしてしまう。そんなマンネリ防止に役立つヒントを12のトピックでご紹介。連載一覧はこちら
“定番じゃない方”を選べば新鮮
定番アウターを選ぶなら、モデルを替えてみようという提案。
バラクータのG9やトレンチコートといえば、言わずとしれたメンズの定番アウターですが、紳士の名品として長く受け継がれるアイテムだけに、どうコーディネートするかによっては、おじさんどころか、おじいちゃんっぽく見える鬼門アウターでもあります。
そんな心配を払拭するなら、モデルチェンジが有効というわけなんです。
例えばG9は、柔らかい印象のG4を選んでみる。トレンチコートは、その原型ともいわれるタイロッケンコートに替えてみる。
BARACUTA
バラクータのG4
老舗の定番ずらしで見つけた掘り出しもの

G4は着丈が短めのボクシーなシルエットで、リラックスシルエットも旬。G9に備わる袖口&裾のリブがないあっさりデザインも特徴で、カラーニットとデニムにさらりと羽織っても雰囲気が出る。5万2800円(バラクータ カスタマーサービス)
SCYE BASICS
サイベーシックスのコットンギャバジンタイロッケンコート
トレンチとは異なるミニマルさに釘づけ

裾をひるがえして颯爽と歩きたいラップコートふうの前合わせが特徴。玉虫色の綿ギャバジンやチェックの裏地、ライナーとこだわり満載で、羽織るだけで費用対効果に納得できるかっこよさ。17万6000円(マスターピースショールーム)
こんなふうに定番ずらしをすると新鮮味が生まれて一気にお悩み解決できる上に、同じアウターの人と遭遇する率も低くなる。ともに若干ゆとりをもたせた現代的なシルエットもあか抜けポイント。コーデもかっちりしすぎず、程よくゆるくまとめるのがコツです。
ファッションを楽しむための12のヒント

読者アンケートで多かった「装いのマンネリ化」問題。シンプルベーシック好きだけど、いつも同じコーディネートばかりしてしまう。そんなマンネリ防止に役立つヒントを12のトピックでご紹介。
[mens LaLa Begin Vol.02の記事を再構成]写真/小嶋洋平 武蔵俊介 吉岡教雄 服部希代野 文/間中美希子 名知正登 妹尾龍都 スタイリング/コダン
ヘアメイク/畑江千穂 モデル/岩本大樹 ※掲載内容は発行時点の情報です。