2023 May 30 Tue

ニットなのにドライな着心地でオールシーズンOK!山形の老舗ニットファクトリー〈米富繊維〉のウェーブコットン カーディガン

服・靴・カバンのベストバイ研究 物価高騰の今、じつは買い物のチャンス! 今後段々と値上がりしていく可能性が高いので、いつか買うなら今が買い時かも。「安物買いの銭失い」ということわざもあるように、値段は張っても納得して愛着を持てる買い物のほうが、長い目で見たらお得です。ベストバイなアイテムとその「良い理由」&「言い訳」をじっくり究めて買い物しませんか?連載一覧はこちら

季節の変わり目に困らない服

季節の変わり目に困らない服
ヘインズのロンT 2530円(ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター) ヤエカのチノ2万4200円(ヤエカ  アパートメント ストア) イリス47のネックレス3万8500円、同リング1万9800円(共にフーブス) タイメックスのオリジナルキャンパー9130円(ウエニ貿易)

衣替えは手持ちの服を見直せるチャンスですが、結構大仕事。シーズンレスな服を持っていれば、衣替えの負担はぐっと軽くなります。オンシーズンが長いほうが、服も人もうれしいですよね。

YONETOMI
米富のウェーブコットン カーディガン

米富のウェーブコットン カーディガン

ニット特有の上品さと、ヴィンテージスウェットのような直線的ボックスシルエットがグッドミクスチャー。上品でもカジュアルでも、どちらにも装える、いい意味でストイックなデザイン! 各2万4200円(米富繊維)

ヨネトミ
歴史にあぐらをかくことなく、設備は常に最新。全自動横編み機が43台も揃う生産体制は国内屈指の環境。より高品質を求めるための姿勢です。

「餅は餅屋」とはよく言ったもので、デイリー着のなかでもとりわけ品質管理の難しいニットに関しては、専業ブランドのアイテムに1日の長があるのだそう。

ララビギンでは初のご紹介となる「ヨネトミ」は、近年服好きのあいだで支持率上昇中のニッティングファクトリー。山形の地で60年超の歴史を誇る米富繊維の自社ブランドです。

なかでも確固たる技術を感じさせるのが、“ウェーブコットン”と呼ばれるオリジナル糸による、度詰めのニット。強く撚られたまるで波打つように表情豊かな糸を、しっかりと密に編み立てるのは、老舗の設備と設備の成せるワザ! ドライな肌触りで風抜けにも強く、ちょっとした羽織りものに最適です。

糸
ニット生地を料理に例えるなら、糸はさしずめ食材。真の美には食材からと、紡績・撚糸工場と別注糸を開発。出来上がった料理をいかに美しく盛りつけて服に落とし込むかも腕の見せ所。

しかも脱ぎ着や前の開閉が容易なカーデなら、春秋のアウターや夏の冷房対策、冬のインナーにと大活躍。おまけにこの素材は洗濯にも強くと、いいことずくめ♪

つまりは4シーズン、それどころか人生エブリデイ重宝しそうなよくデキのコットンカーデがこちら。手に入れて然るべきグッドリーズンしか見当たりません!

服・靴・カバンのベストバイ研究

服・靴・カバンのベストバイ研究

物価高騰の今、じつは買い物のチャンス! 今後段々と値上がりしていく可能性が高いので、いつか買うなら今が買い時かも。「安物買いの銭失い」ということわざもあるように、値段は張っても納得して愛着を持てる買い物のほうが、長い目で見たらお得です。ベストバイなアイテムとその「良い理由」&「言い訳」をじっくり究めて買い物しませんか?

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[LaLa Begin 2022年 10-11月号の記事を再構成]写真/竹内一将 大見謝星斗 伏見早織 文/礒村真介 間中美希子 渡辺 愛 大芦実穂 スタイリング/新田アキ ヘアメイク/村上 綾 モデル/MAYA ※掲載内容は発行時点の情報です。

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