2022 Sep 30 Fri

【#代々木上原服さんぽ】人や服が、この場所に集うきっかけに。地元に愛される名店〈バーニッシュ〉

全国名店 服さんぽ 今度この街に行くから……ってインスタグラムで探してみても、好みにぴったりのお店って意外と見つからない。そこでリサーチにリサーチを重ねて、ベーシック・カジュアル・ユニセックスなアイテムを扱うおすすめの名店を日本全国からどどん、とピックアップ!SNSで話題の服好きさんにも案内してもらい、服屋と周辺のカフェや雑貨店、全51店をめぐる散策を「服さんぽ」と名づけてみました。次の週末は、ちょっと足を延ばしてみない? 連載一覧はこちら

代々木上原エリアの新店を取材していると、出店のきっかけとしてよく名前のあがるお店があります。それが駅前のセレクトショップ、Burnish<バーニッシュ>。お客さんからも業界の人からも愛されるお店の魅力に迫るべく、店長の森さん、スタッフの須藤さんに話を聞きに行きました。

代々木上原のファッションシーンを見守って14年

―オープンから14年が経ったとのことですが、街の変化は感じていらっしゃいますか?

「お陰様で14年間やってきて、ちょこちょこポップアップなどのイベントを通じて色々な方と関わりを持たせていただいています。 元々、代々木上原って社長の地元で。オープン当初は普通の住宅街だったんですが、地元に根差したお店を作りたいという思いで開店しました。近ごろは飲食店などもぐんと増えて、週末は若い人の姿が増えました。基本的に客層は30代~40代の方が多かったんですが、幅が広がったと感じてうれしいです」

Burnish<バーニッシュ>

―感度の高い若い方もいらっしゃるんですね。どんなアイテムを買っていかれるんですか?

「G.H.BASSの人気が留まることを知らず……! 価格帯的にも買いやすいからですかね。」

G.H.BASSのローファー
G.H.BASSのローファー2万2000円

靴から逆引きした、トータルコーディネートの提案

―G.H.BASSをはじめ、バーニッシュさんといえば靴を目当てにいらっしゃる方も多そうですよね。以前も靴選びの取材でお世話になりました。そして、靴にお洋服も合わせてトータルコーディネートで選べるのもお店の魅力に感じます。

「元々靴の卸売業から始まった会社で、店名のBurnishも靴磨きの”磨く”という意味の単語を採用しました。お洋服を提案するときも、靴から逆引きすることが多くて。例えばさっきのローファーなら、ショーツのセットアップ合わせなどがかしこまりすぎずで可愛いと思います」

Burnish<バーニッシュ>

―カジュアルなショーツスタイルをローファーが引き締めていてとても可愛いです! アイテムの仕入れは、どのような基準で行っていますか?

「このお店は元々、近所に住んでいる方がスーパーに行くついでに寄ってくれたり、日常的に寄ってくれる常連さんがとっても多い店なんですよね。なので仕入れも自然と、“常連の○○さんに似合いそう”“▲▲さんに提案したら面白がってくれそう”とか、具体的に人の顔が浮かぶものを買い付けます」

Burnish<バーニッシュ>

「居心地の良さ」を何よりも大切に

―漠然と買い付けるのではなくて、具体的な個人に向けて買い付けをされるんですね。素敵なスタンスです。お客さんもとても喜ばれそうですね。

「そうですね。これは常連さんもご新規さんも問わずですが、お店でなによりも大事にしているのが居心地の良い接客をするってことで。薦めたアイテムも買って頂くのってマストじゃなくて、なにより楽しかったな、なんだかうれしかったな、って気持ちで帰ってもらいたいんです。そういった思い出になっている方が、ふとしたときに思い出してまた来ていただけるお店になるのかなって」

―なるほど、確かに居心地ってお店の印象に直結しますね。

「お客さんには、一緒にショッピングを楽しむような気持ちでお声がけします。もちろん、話しかけられたい雰囲気かどうかは距離感を図りつつですが。あと、サイズが合ってないな、と思ったらきちんとそう指摘します。もっと似合う色がある、と思ったらそれも言います。自分がお客さんの立場だったら嘘をつかれたら嫌なので、お客さんに誠実に接したいなと思っています。」

Burnish<バーニッシュ>

―お店がこの地で14年間愛されてきた理由が分かる気がします。丁寧にお客さん目線に立ってくれるお店なんですね。

「そう言って頂けるとありがたいです! これからも、今の形を大切にしつつ、楽しんでもらえるようなイベントを増やしていきたいなと思います。ブランドのポップアップやヴィンテージ、時計のイベントなんかもできたらいいですね。面白いことやってるお店、と思ってもらえたらうれしいです」

夏のおすすめアイテムは?

―今後の展開も楽しみです。最後に、ぜひこのアイテムを見に来て!という夏のおすすめがあれば教えてください。

「お洋服だと、サイのブラウス(3万7400円)とか。ギャザーが美しくて人気です。大人の方に上品に着ていただけます。サンダルならグルカ(3万4100円)やクロスサンダル(3万8500円)ですかね。いずれもスペインのファクトリーブランド・ペルティヌのもので、ソールもやわらかくはきやすいんです。ぜひ一度この履き心地を体験しに来てほしいです!」

―スタッフお2人のやわらかな物腰にも、お店の雰囲気が表れていました。お客さんとフェスやご飯の話で盛り上がることもあるそう。代々木上原に行った際には、ぜひ訪れてみて。

Burnish

住所:〒151-0066 東京都渋谷区西原3丁目5−4

電話:03-3468-0152

営業時間:12:00~19:00

休み:月曜

Instagram: @burnish__yoyogiuehara

URL:https://burnish.shop/

東京都渋谷区の閑静な住宅街”代々木上原”に店舗を構えるセレクトショップです。Tricker’s、G. H.BASSやJalan Sriwijayaなどのインポートシューズの代理店を務める株式会社GMTが運営しています。

全国名店 服さんぽ

今度この街に行くから……ってインスタグラムで探してみても、好みにぴったりのお店って意外と見つからない。そこで、ベーシック・カジュアル・ユニセックスなアイテムを扱うおすすめの名店を日本全国からピックアップ!SNSで話題の服好きさんにも案内してもらい、服屋と周辺のカフェや雑貨店、全51店をめぐる散策を「服さんぽ」と名づけてみました。次の週末は、ちょっと足を延ばしてみない?

連載目次へ

[LaLa Begin 2022年 8-9月号の記事を再構成]撮影/武蔵俊介 ※掲載内容は配信時点の情報です。店舗の最新情報については各店舗のHP、SNS等の公式情報からご確認ください。

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