
【#代々木八幡服さんぽ】最安1496円~オリジナルノートをオーダー!<ハイナインノート>なら表紙から中紙まで全部が自分好みに
全国名店 服さんぽ 今度この街に行くから……ってインスタグラムで探してみても、好みにぴったりのお店って意外と見つからない。そこでリサーチにリサーチを重ねて、ベーシック・カジュアル・ユニセックスなアイテムを扱うおすすめの名店を日本全国からどどん、とピックアップ!SNSで話題の服好きさんにも案内してもらい、服屋と周辺のカフェや雑貨店、全51店をめぐる散策を「服さんぽ」と名づけてみました。次の週末は、ちょっと足を延ばしてみない? 連載一覧はこちら
こちらの記事でご紹介した、新鋭のアパレルショップ・CINCH。じつはその1階には、オリジナルノートがオーダーできる人気店・HININE NOTE<ハイナインノート>の店舗があります。
組み合わせは無限大!
店内に入ると、棚一面にオーダー可能なノートのサンプルがずらり。文具好きにはこれだけでもわくわくと胸が躍る光景です。スタッフの尾崎さんに説明を聞いてみると、判型や綴じ、表紙の素材から留め具の色まで、本当に細かなところまで自分で選べるそう。
例えばレザーの表紙で何年も使えるスケジュール帳を作ってみたり、細長い形にカットしてTO DOリストを作ってみたり。
表紙には箔押しで好きなテキストも追加できるんだとか。 写真内のピンクの箔押し文字は、撮影月・5月の限定色でした。毎月1色ずつ入れ替わりで限定色が登場するんだって。
サンプルを眺めながら、自分好みをセレクト
ひとつひとつじっくり眺めながら、どんなノートを作りたいかイメージを固めていきます。
用紙や留め具のサンプルも手に取ることができます。じっくり見比べながら、専用の用紙に希望をどんどん記入していきましょう!
表紙ひとつとっても、レザーの表紙、布の表紙、紙の表紙……それぞれに全然表情の異なる魅力があるので目移りが止まりません。手に取って使うものだから、ぜひ触り心地も確かめてみて。
無限の組み合わせの中からなんとか自分好みの一冊を選び抜いたら、用紙を提出。スタッフの尾崎さんがカラフルな引き出しから必要なパーツを取り出し、世界に一冊だけのノートに仕上げてくれます。
ノート作りの様子を特別に見学!
1冊を作るのにかかる時間は、オーダー内容にもよりますが大体15分ほど。週末など混みあう日は、1時間後~3時間後などに再来店いただくことになるそう。
「カフェや素敵なお店などがたくさんある街なので、お待ちの時間も楽しんでいただきやすいところがこの辺りの良いところです。お客さんにおすすめのお店を教えることも」と尾崎さん。
今回は特別に、ノート作りの工程を見せて頂きました。まずは表紙の箔押し作業の準備から。木箱の中に収まった、アルファベットや記号の活字から必要な文字を拾い上げ、用紙に記入された言葉通りに並べていきます。
表紙の箔押しの準備から
表紙に入れる、「JUST FOR TODAY」という文字を順に並べているところ。
中紙をセット
箔押しの機械を温めている間に、中紙を用意します。紙の種類から罫線の入り方、これまた豊富な種類から選ばれた中紙に、綴じの向きに合わせて穴を空け、リングに通しておきます。
いざ、箔押し!
このタイミングで、温めていた箔押し用のプレス機に帰還。表紙をセッティングしたら、活字と表紙の間に箔を挟んでガシャンとレバーを下に引きます。
活字の形に箔が表紙に押し付けられて、表紙に文字が印字されます。何度かこの作業を繰り返して、表紙にしっかり文字の色をつけていきます。
布の表紙に、くっきりと文字がはいりました。この凹凸感がたまりません!
パーツをつけて、完成!
さあ、仕上げに入ります。表紙にも穴を空けたら、裏表紙にゴムを装着。
これまた専用の機械で、バチンと留め具をつけます。
裏表紙もリングに通して、ぐっとリングを留めたら完成! 無駄のない、スムーズな動きでノートが完成しました。尾崎さん、「ノートを作る工程がとても楽しいんです」とにっこり。
中紙は交換可能なので、毎年スケジュール帳やダイアリーを更新しにくる人も多いそう。お気に入りのデザインをずっと使える……ってうれしいですよね。 元々は、印刷会社の一角ではじまったというこちらのお店。店内の引き出しや、サンプルのノートなども含めてすべてスタッフの手作りなのだとか。
お店全体にふんわり暖かな雰囲気があるのは、スタッフの皆さまの「紙やノートが好き」というシンプルな気持ちが伝わってくるからかもしれません。
ぜひ自分だけの、お気に入りの一冊をオーダーしてみては。
HININE NOTE
住所:〒151-0064 東京都渋谷区上原1-3-5 SK 代々木ビル 1F
電話:03-6407-0819
営業時間:13:00~20:00(ラストオーダー19:00)
休み:火曜
Instagram: @hininenote
公式オンラインサイトからもオーダー可能です
全国名店 服さんぽ

今度この街に行くから……ってインスタグラムで探してみても、好みにぴったりのお店って意外と見つからない。そこで、ベーシック・カジュアル・ユニセックスなアイテムを扱うおすすめの名店を日本全国からピックアップ!SNSで話題の服好きさんにも案内してもらい、服屋と周辺のカフェや雑貨店、全51店をめぐる散策を「服さんぽ」と名づけてみました。次の週末は、ちょっと足を延ばしてみない?
[LaLa Begin 2022年 8-9月号の記事を再構成]撮影/武蔵俊介 ※掲載内容は配信時点の情報です。店舗の最新情報については各店舗のHP、SNS等の公式情報からご確認ください。