2023 Jun 09 Fri

【#代々木上原服さんぽ】京都の服好き御用達のセレクトが東京進出!<ロフトマン トーキョー>イチオシ別注とは

全国名店 服さんぽ 今度この街に行くから……ってインスタグラムで探してみても、好みにぴったりのお店って意外と見つからない。そこでリサーチにリサーチを重ねて、ベーシック・カジュアル・ユニセックスなアイテムを扱うおすすめの名店を日本全国からどどん、とピックアップ!SNSで話題の服好きさんにも案内してもらい、服屋と周辺のカフェや雑貨店、全51店をめぐる散策を「服さんぽ」と名づけてみました。次の週末は、ちょっと足を延ばしてみない? 連載一覧はこちら

関西の服好きが絶大な信頼を寄せるセレクトショップ・ロフトマン。 ブランドからの信頼も厚く、魅力的な別注品を数多く手掛ける名店が初の東京店をオープンする……という衝撃ニュースからおよそ半年。代表の木村さんに、改めてお店についてお話しをお伺いしに行きました。

ロフトマン

町全体で応援し合える雰囲気が魅力

―2021年10月のオープンから半年以上が過ぎましたね。代々木上原というエリアにオープンした当初の理由と、半年経って感じられる魅力などがあれば教えて下さい。

「もともとは代々木上原の名店・バーニッシュさんとお付き合いがあり、ポップアップをやらせてもらったことがあって。その時、街の人とお店のスタッフが気軽にコミュニケーションをとっているような、新宿や原宿などの大都市とはまた違ったローカリズムに惹かれました。半年経ち、周囲の飲食店などとも繋がりができてきて、町全体でお互いを応援しているような、とても良い雰囲気を肌で感じています。」

ロフトマン

お客さんはどんなアイテムを求めてくるの?

―商品の売れ行きを見て、京都と違うなあと感じる点はありますか?

「ブランドありきでものを選ぶのではなく、先にものありきで見る人が圧倒的に多いなあと感じます。あまり名の知られていないようなブランドで、しかもそこそこ高価なものだったりしても、気に入ったらポンと買っていかれる人が多くて。例えばこちらのバッグもそうですね」

ロフトマン
MANOUTILの巾着バッグ右から6万5000円、5万5000円

「こちらはMANOUTIL(マニュティ)という、女性がお一人でミシンで作られているレザーバッグブランドです。今回は別注として巾着バッグにハンドルをつけてもらいました。しっかり目のレザーなので口を開けた状態でも舟形バッグとして持てますし、ハンドルを外してもかわいい。男女兼用で持つのもおすすめです。」

―別注アイテムだったんですね!ロフトマンさんといえば、パラブーツやホワイトハウスコックス、バトナーなど、弊誌でも人気の名だたるブランドさんたちとの別注アイテムも魅力ですよね。

「これまで関東の方に別注を手に取ってもらえる機会がなかったので、そこはうれしいなと思います。スぺ―スの都合上すべてのアイテムを網羅できている訳ではないのですが……目当てがあればぜひ、事前にお店にお問い合わせを入れて頂けましたら!」

男女で楽しめる展開が魅力

―京都のレディース限定店、ロフロマン コープ オハナを誌面でもよく掲載させていただいておりますが、ロフトマン トーキョーはメンズ・レディースどちらも展開されていますね。

「カップルや夫婦でいらっしゃる方もすごく多いですね。レディースはメンズほど多く取り扱っている訳じゃないんですが、セントジェームスはすごく人気。あとは女性がメンズのトップスを買われていくこともあったり。僕たちもお客さんの買うものがとても興味深いです」

ロフトマン

―確かに男女を問わない、ベーシックなアイテムも多いですもんね。女性に今年の夏おすすめのアイテムはありますか?

「シェルテックのノースリーブは、1枚持っていると便利だと思います。紫外線防止や給水速乾の機能を備えていて。写真はボーダーですが、無地も展開しています。あと、予想以上の売れ行きなのがタビソックス。トングのサンダルなんかに合わせてもかわいいし、血行促進効果もあるので冷房で冷えやすい方にもおすすめです。」

気軽に立ち寄れる接客とセレクト

―フラっと立ち寄っただけでも思わずポンと買いたくなるような、フレンドリーな接客と質の高いラインナップがロフトマンさんの魅力に感じます。それこそ価格もお手軽なソックスは手に取る人も多そう。

「自分を含め関西からのスタッフもいるので、接客はバリバリ関西弁だったりもしますからね(笑)。 懐かしい!なんて言って下さる、関西ご出身のお客さんもいたり。代々木上原の周辺のお店と比べ、その辺りはうちの特徴かもしれません。」

―最後に、今後どんなお店にしたいか展望などありましたら教えてください。

「どこまでいっても、ブランド開始当初から意識していた「街の洋服屋」であり続けたいですね。フラッと寄ってお話ししていかれるような街の方も増えてきて、地域との結びつきを感じています。ECショップで展開しているアイテムを見に来てくれるようなコアな服好きの方々の期待に応えながらも、街ぐるみで地域を盛り上げていきたいな、なんて気持ちも。 異業種コラボなんかもできたらいいですね!」

ロフトマン

ステンドグラスの扉がトレードマーク。マプチュ族の意匠で、ブルーは海、グリーンは山をイメージされているのだとか。扉の上の六角形は「調和」がモチーフと、コンセプトがギュッとこめられたデザイン。

LOFTMAN TOKYO

住所:〒151-0064 東京都渋谷区上原1丁目35−1 ローズマンション代々木上原 1F

営業時間:12:00~19:00 ※時短営業中

休み:なし

Instagram: @loftman_tokyo

URL:https://eq.loftman.co.jp/

全国名店 服さんぽ

今度この街に行くから……ってインスタグラムで探してみても、好みにぴったりのお店って意外と見つからない。そこで、ベーシック・カジュアル・ユニセックスなアイテムを扱うおすすめの名店を日本全国からピックアップ!SNSで話題の服好きさんにも案内してもらい、服屋と周辺のカフェや雑貨店、全51店をめぐる散策を「服さんぽ」と名づけてみました。次の週末は、ちょっと足を延ばしてみない?

連載目次へ

[LaLa Begin 2022年 8-9月号の記事を再構成]撮影/武蔵俊介 ※掲載内容は配信時点の情報です。店舗の最新情報については各店舗のHP、SNS等の公式情報からご確認ください。

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