2022 Sep 25 Sun

もう靴ズレない! 圧倒的なフィット感で話題の〈ラ ゴンマ〉のトングサンダルとは?

マジカルファクトリーツアー 第13回 服や時計、靴などのアイテムがどうやって作られているのか調査するべく、編集部員が生産現場へレッツゴー!連載一覧はこちら

涼しくて歩きやすいストラップサンダルって、この時季重宝しますよね。でも、丈夫なナイロンやレザー製のストラップによる多少の靴擦れは仕方がない……と少し前までは諦めていました。

ところが、鼻緒のストラップが特徴的な「ラ ゴンマ」のサンダルはゴムのように伸縮性抜群のストラップのおかげで「全く靴擦れしない」と評判だそうで、今回はその裏側を取材してきました!

フクニシ

私が行ってきました!

編集部 フクニシ
ソックス合わせをしたいために、サイズ大きめで購入した他社サンダルは靴擦れでやむなく手放しました……(泣)。

フィット感を支配する
アッパーは素手で貼るべし

トングサンダル

「ラ ゴンマ」の代表作、「トングサンダル」の開発期間はなんと5年。生産工程は10以上。それぞれのポジションには専任の担当者が配置され、商品によって品質にばらつきが出ないよう工夫が凝らされています。中には、職人歴50年以上のベテラン工員の方も。

糊付け
糊つけ
ストラップとフットベッドを糊付け。糊は一般的にソールとフットべッドをくっつける工程のみに使われる強力なものだそう。乾くまでに時間がかかりますが、このひと手間のおかげで、今まで「鼻緒が抜けた」というクレームはゼロ。糊も長田産です。
貼り込み
貼り込み
木型から導き出した指示線に基づいて、フットベッドの裏にアッパーを貼り付けます。繊細な力加減を要するため、貼り込みは手袋をつけず素手で行うのが基本! さらに品質を最高の状態に保つため、最終的にこの作業を担当するのは1人に絞る結果になったそう。

全く靴擦れしないという最大の特長を可能にしているのが、アッパー(ストラップ部)をフットべッドに取り付ける「貼り込み」の工程。

フットベッドはサンダルでは珍しく、木型を使って幅広・甲高な日本人の足に合うよう独自開発されたもの。その木型に基づいた貼り付け角度により、フィット感を格段にアップさせているそう。

アッパーに使われているのはスポーツウェアなどに用いられる、抜群の伸縮性を誇るナイロン生地で、普通のミシンでは縫製できないため、伸縮素材専用のミシンを新調。

裁断
裁断
アッパーはクッキーの型押しのごとく生地にスウェーデン鋼製の枠を押し当てて切り抜きます。この枠の溶接も長田で行われています。伸縮する生地は重ねるとズレやすく、作業には細心の注意が必要。
切り抜いた生地が鼻緒になります

鼻緒

縫製
伸縮するアッパーは希少なミシンで仕上げ
縫製
アッパーは伸縮生地専用のミシンで一つひとつ縫製。高度な技術を要するため、ラ ゴンマの縫製を任されているのはたった3人だけ。このミシンも古い年代に造られた貴重なもので、工場内にあるのはこの1台のみ。故障したときは一大事ですが、そこはさすが靴の街、長田。同じ地域の工場で修理用のパーツも調達できるそうです。

当初は現場の熟練スタッフとの衝突もあったそうですが、そうした前例のない取り組みと熟練職人の努力によって、靴擦れしない逸品が誕生したというワケです。

まさに、靴擦れの心配“ゴム”用。今夏の相棒はキミに決めた!

その道25年の職人技でソールと合体

そうした工程を経て完成したサンダルはこちら!

ラ ゴンマのトングサンダル

ラ ゴンマのトングサンダル
S(22~22.5cm)、M(23~23.5cm)、L(24~24.5cm)、LL(25~25.5cm)の全4サイズ展開。8690円(アレッツォ)

イタリアのローマ靴をベースに、こだわりの作りで抜群のフィット感を実現した1足。シャークソールの衝撃吸収性も◎。迷彩柄は今夏の新作。

la gomma(ラ ゴンマ) ストレッチトングサンダル
8,690円(税込)  >>詳細はこちら

ラゴンマの厚底トングサンダル

ラゴンマの厚底トングサンダル
8690円(ララビギン ドライグッズ ストア)

アッパーとフットベッドの仕様はそのままに、シャークソールより約1cm厚いソールを貼り付けたモデル。厚底ながら軽量で、手軽にスタイルアップ効果も期待できる。写真のホワイトほか、ブラック、オークの全3色。

la gomma(ラ ゴンマ) 厚底トングサンダル
8,690円(税込)  >>詳細はこちら

ラ ゴンマのサンダルは“履き倒れの街”メイドイン長田

メイドイン長田
 

今回の舞台は「靴の街」として知られる、神戸市長田区。この呼び名は、第一次世界大戦中この区一帯に、ゴム靴や長靴の製造工場が多数造られたことに由来します。大阪が「食い倒れの街」と呼ばれるように、神戸は「履き倒れの街」という異名があります。

連載「マジカルファクトリーツアー」

マジカルファクトリーツアー

大好きなモノのことをもっと知りたい。服や時計、靴などのアイテムがどうやって作られているのか調査するべく、編集部員が生産現場へレッツゴー!ここでしか知れないレアな情報満載でお届けします。

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[LaLa Begin 2022年 8-9月号の記事を再構成]写真/伏見早織 ※掲載内容は発行時点の情報です。

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