2022 Sep 30 Fri

【#桐生服さんぽ】受賞経歴もあり!桐生の服好きが口をそろえて薦める、絶品“和”ジェラート<wabisabiya>

全国名店 服さんぽ 今度この街に行くから……ってインスタグラムで探してみても、好みにぴったりのお店って意外と見つからない。そこでリサーチにリサーチを重ねて、ベーシック・カジュアル・ユニセックスなアイテムを扱うおすすめの名店を日本全国からどどん、とピックアップ!SNSで話題の服好きさんにも案内してもらい、服屋と周辺のカフェや雑貨店、全51店をめぐる散策を「服さんぽ」と名づけてみました。次の週末は、ちょっと足を延ばしてみない?

桐生に住む方々におすすめのお店を聞くと、驚くほど頻繁に名前があがるのがジェラート屋さんの<wabisabiya>。

桐生駅から車を7分ほど走らせたところに、緑に囲まれた可愛らしいお店がありました。

暖かい雰囲気に包まれた、可愛らしい店内

wabisabiya

木が基調となった内装の店内は、明るく落ち着いた雰囲気。ずらっと並ぶジェラートに、わくわくと期待が高まります。

wabisabiya

月替わりメニューを確認すると、「ヘーゼルナッツほうじ茶」や「とちおとめいちご」など、“和”を感じさせるジェラートたちが。

wabisabiya メニュー
※メニューは月替わりで、画像は取材時のものです。

 このお店の店主で、日本ジェラート協会公認マエストロでもある高野欽市(たかのきんいち)さんにお話しを伺いました。

和の食材にこだわられた“ジャパニーズ ジェラート”

―ジェラートというと洋風なイメージがあるので、和のものや漢字が使われているメニューって新鮮ですね。

「店を立ち上げるときに、和の素材を使った“ジャパニーズ ジェラート”を作ろうと思い立ったんです。毎月10種類ずつ、一部入れ替えながらメニューを展開しています!」

―月替わりメニューなんですね! 今のおすすめはなんでしょうか?

「桐生にはじめていらしていただいたということで、まずは「桐生の牛乳」味をぜひ。桐生で100年やられている牛乳屋さんの牛乳で、薪の熱で殺菌してるんですよ。。やさしくてコクのある味で、和三盆とよく合うんです」

桐生の牛乳&とちおとめいちご
wabisabiya
上段が「桐生の牛乳」下段が「とちおとめいちご」

 「それと「とちおとめいちご」もぜひ。いちごはジェラートの定番ですが、だからこそ常に研究とアップデートを続けていて。今回の「とちおとめいちご」は甘さをしっかり深く出しています!」

―「桐生の牛乳」はやさしくまろやか……甘すぎないところがすごくおいしいです。「とちおとめいちご」は想像以上にフルーティ!見た目の色はやさしく淡いピンクですが、しっかりいちごの味がしますね。

「このお店は今年17年目となるんですが、じつは長女と同い年なんですね。こどもにも安心して食べられるものを、という思いから、着色料や保存料を使っていないんです。」

―なるほど、素敵なエピソードですね。その他におすすめの味はありますか?

「ジェラートワールドツアー日本大会にて来場者特別賞を受賞した「ヘーゼルナッツほうじ茶」は看板商品です。イタリアだとピスタチオやヘーゼルナッツといったフレーバーが定番なんですが、イタリアと日本の融合として思いついたのがほうじ茶との掛け合わせで」

ヘーゼルナッツほうじ茶

wabisabiya

「g単位で緻密にバランスを試し続けて。大会で出店したときは何度も何度も足を運んでくれるお客さんがいて、最終的には来場者特別賞を受賞して。とてもうれしかったですね」

―何度も足を運ぶ方がいたのも納得です……ほうじ茶とヘーゼルナッツってこんなに合うんですね! すごく濃厚なのに苦みはなくて、香り豊か。幸せな気持ちになります。

「その“幸せな気持ち”、まさに自分が目指しているものなんです。ジェラートづくりを志したのも、シンプルにアイスが好きって気持ちからで。アイスクリームって嫌なことを忘れてハッピーになれる、すごいパワーのある食べ物だと思うんですよね。1人でも多くの方にジェラートを味わってもらって、お客さんにもハッピーになってもらいたくて頑張ってます」

“ハッピー”を求めて、全国からお客さんが

wabisabiya

―シンプルで良いコンセプトですね。絶品なのはもちろん、お店の雰囲気がやさしいところがまた素敵で、こんなお店が近くにあったら通ってしまうだろうなあと思います。

「実際に新作を楽しみにしてくださるリピーターの方も多いですね。インスタグラムで投稿している新メニューの告知を心待ちに、オンラインでも日本全国から注文が入ります」

wabisabiya

―配送も行っていらっしゃるんですね。東京に戻ったらすぐ頼みたいです!(笑)

「ぜひぜひ!(笑)」

全国の食品ブランドや桐生のお店とのゆるい繋がり

―ところで、お店に入ったときから気になっていたんですが、ジェラート以外のものもたくさん販売されていますね。甘いものだけではなく、ドレッシング、インスタント食品、傘まで!

「そうなんです。元々親が食品会社を営んでおり、そこから独立しました。新たに取引先を探して全国各地の本当に良い、と思えるものをセレクトして置いています。」

wabisabiya

―他のお店ともゆるく繋がりながら、関わっていらっしゃるんですね。

「そうですね。全国各地の食品ブランドもですし、桐生のお店にしてもそうです。人気店さんに関しては、営業日とかも把握するようにしていて。お客さんにおすすめをご案内できるように心がけています。桐生は最近、Uターン・Iターンで人が増えてきているのもうれしいですね。」

なんと、ご先祖様もアイスクリーム屋だった⁉

―素敵なホスピタリティです。そして元々は食品会社だったとは!思い切った変化ですね。

「自分でもそう思ってたんですけど。じつは、少し前に古くからのお客さんから聞いた話で、なんと曽祖父も桐生でアイスクリーム店をやっていたそうなんです。家族の誰からも聞いたことがなかったので、まさかと思いながら調べてみたら本当だった、ということが発覚して。戦後の苦しい時代だったので、誰も語り継いでこなかったのかもしれないです」

wabisabiya

―ちょっと鳥肌が立ってしまいました。そんなこともあるんですね。

「100年前くらいの話です。縁と、運命的なものを感じました。これからも、さらにもう100年続いていくような“100年アイス”を目指して、お店を続けていきたいです」

wabisabiya

―ジェラートへのこだわりから歴史まで、貴重なお話しありがとうございました!

■7月29日(金)~8月7日(日)

桐生駅から15分ほどの名セレクトショップ・BELLÙRIA日美日美の斜向かいにある築100年の古民家“四辻の齋嘉(よつじのさいか)”にて伝統産業と今の暮らしをつなぐ“エフスタイルの仕事展3”を開催。料理家kiyoko tamuraさんによるお菓子や、wabisabiyaによる和素材と季節のジェラートも提供します。

さらに、8月6日(土)の夕刻にはエフスタイルと親交が深い、ギター演奏を中心に音楽を続ける青木隼人氏の演奏会もあるのだそう。(要予約)

ちなみに、同時期には会場内にBELLÙRIA×IGUSALONe協業の“藺草茶寮”もオープン予定です。@igusa.saryo

空間には天然のイグサをふんだんに使用した、日本初9種類のイグサフレーバーを用意。お茶と茶葉を販売します。

wabisabiya

住所:〒376-0006 群馬県桐生市新宿3-4-49
電話:0120-170-144
営業時間:11:00~17:00

定休日:月・火 最終週のみ日・月

公式オンラインサイト: https://www.wabisabiya.jp/

全国名店 服さんぽ

今度この街に行くから……ってインスタグラムで探してみても、好みにぴったりのお店って意外と見つからない。そこで、ベーシック・カジュアル・ユニセックスなアイテムを扱うおすすめの名店を日本全国からピックアップ!SNSで話題の服好きさんにも案内してもらい、服屋と周辺のカフェや雑貨店、全51店をめぐる散策を「服さんぽ」と名づけてみました。次の週末は、ちょっと足を延ばしてみない?

連載目次へ

[LaLa Begin 2022年 8-9月号の記事を再構成]写真/迫田真実 伏見早織 武蔵俊介 中島里小梨 文/渡辺 愛 大芦実穂 編集部 ※掲載内容は発行時点の情報です。

Share

Pick up

よく読まれている記事

  1. 1
Lala Begin ONLINE
LaLa Begin ONLINE FROM THIS ISSUE 検索アイコン クローズアイコン facebook facebook WEAR_ロゴ