2020 Jan 28 Tue

使って便利、見せておしゃれ。いいこと尽くしの「竹のキッチン道具」3選!

Lala Begin ONLINE

道具の達人 第3回…フードコーディネーター みなくちなほこさんの連載。全国津々浦々、はたまた海外まで買い付けに行ってしまうほど、キッチン道具が好き。使える道具を毎回紹介していきます。連載一覧はこちら

湿気に負けない竹

竹は抗菌性や消臭性があるため、カビや匂い、雑菌の繁殖を抑える働きがあるそう。今回は、湿気の多い日本にピッタリな竹の台所道具を紹介します。

ジャッジャッとひとかき!

【エコ】
「竹」はとても成長が早い。3〜4年ほどで竹製品に加工することができ、農薬を使わずに育てられるので、環境にも優しくとてもエコな素材だ。

私の台所で大活躍しているのが「スクレーパー」。ニンニクやショウガをすりおろした時、おろしがねの尖っている部分に薬味がたくさん残ってしまい、指や箸の先で取ろうとしてもなかなか取れない、そんな経験あるよね? そんな時はジャッジャッとひとかき! 気持ち良く1箇所に集めてくれるのがコレ。

すり鉢に残ったすりごまやザルの穴にへばりついた小さな野菜クズだって、残さず掻き出す。「まだこーんなに残っていたのか!?」とびっくりするくらいよく取れる。

【職人技】
しなり具合と程よい強度は竹製ならではの使い心地。盛り付け箸でおなじみの京都・市原平兵衛商店のこれは、職人が一つ一つ作っている。

竹の節を利用して作られているので他のそれとは”持ち“が違う。少しばかり高いけれど、長持ちして薬味の無駄がないとくればマストバイ間違いなしだ。

市原平兵衛商店の比叡おろし700円(市原平兵衛商店)

歯ごたえのある千切り

【大雑把】
数年前に買い替えた竹製「しりしり器」。”刃“の付いた 「スライサー」とは異なり、こちらはなんとも肩の力の抜けた大雑把な千切り器である。

大きめの穴から削り出された野菜は千切りというより”百切り“程度の太さで、細い穴の方でスライスしても、野菜の繊維がザクザクと分断されるので、歯ごたえのある千切りになる。

野菜の切り口がギザギザなので、人参や大根などの根菜やじゃがいもに使えばその威力を発揮し、炒め物や和え物でも、包丁で綺麗に揃えて切ったものとは比べ物にならないくらい美味しい。

【百切り】
夏になるとよく作る「青パパイヤのサラダ」だってこれでしりしり〜と削って作る。片手でしっかりと押さえ、少し斜めにして手前から下へ押し出すように削る。ガッガッガッとリズミカルに押し出すとあれよあれよと百切りの山が出来る。

公長齋小菅の竹スライサー1400円(コトゴト)

北欧生まれの美人さん

【デザイン】
トングが好きでイヤというほど色々試してたくさん持っているのだけれど、このトングはちょっと特別。

お店で一目惚れして購入を決めた”美人トング“で、掴んだ時の手触りや先の部分の細さと食材への当たり具合が柔らかいのが気に入っている。デザインが美しいのでサーバーとして食卓でも使えるのもうれしい。

【北欧】
買ってから気づいたのだけれど、北欧・スウェーデンのデザイナー、スティグ・アールストロムのデザインだというからちょっとびっくり。北欧にも竹ってあるんですね!?

3サイズあるけれど、女性の手ならMサイズがオススメ。Lサイズは掴みのテンションが強くて長時間使うのには向いていないかも(個人的見解)。たかがトング、されどトングである。

デザインハウス・ストックホルムのピックアップトング2500円(リトル・バイ・リトル)

>>道具の達人連載一覧はこちら

Profile

みなくちなほこ(フードコーディネーター)

アウトドア料理から家庭料理、スイーツなど幅広いジャンルの料理に精通し、身近にある食材で、簡単で美味しい、「実力以上の料理」を作ることがモットー。無類の鉄鍋好きで、鉄作家・槇塚 登氏と共に鉄の台所道具「TEPPAN」シリーズをプロデュースしている。

[LaLa Begin2018年8-9月号の記事を再構成] 写真/久保田彩子 武蔵俊介 構成/灰岡美紗 イラスト/ naohiga

Share

Pick up

よく読まれている記事

Daily Horoscope

運勢ランキングへ

  1. 1
LaLa Begin ONLINE FROM THIS ISSUE 検索アイコン クローズアイコン facebook facebook WEAR_ロゴ