2020 Jun 06 Sat

愛用者多数の北欧食器、フィンランド生まれの「イッタラ」が日本で愛されるわけ

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IITTALA[イッタラ]第1回(全4回)

イッタラの「国語」:“千の湖のある国”でうまれたガラス工場の話

『イッタラ』は、森と湖の国、フィンランドでうまれました。

イッタラ
フィンランドの原風景が色濃く残る、湖水地方。陸地よりも湖水の面積が多い地域で、中心にはフィンランド最大の湖、サイマー湖が位置しています。国旗にも、湖を象徴する青が。白は雪を表しています。

どこまでも続く針葉樹の森の中に広がる湖

国土の7割近くが森林に覆われ、1割を水域が占めるこの国は、"千の湖のある国"というニックネームで呼ばれます。実際の湖の数は千を優に超える、なんと約20万!

天然素材を使用したり、自然界の物をモチーフにしたりと、フィンランドうまれのデザインには、自然からの影響が多く見られます。

自然との調和を大切にする考えが日本に通ずるから、北欧ブランドは不思議と近しく、魅力的に感じるのかもしれません。

自然豊かな湖水地方でガラス工場からブランドをスタートさせたイッタラも、もちろん例外ではありません。また、北欧では冬が長く厳しいことから、家の中でいかに心地よく過ごすかが重視されてきました。

イッタラのシンプルで機能的なプロダクトの数々は、こんな風土からうみ出されてきました。

イッタラ
アルヴァ・アアルトのフラワーベースは、職人のマウスブロー(吹きガラス)で作られます。印象的な曲線はフィンランドの湖をイメ ージしたという説がありますが、何がモチーフなのかは証明されていません。H16㎝。2万5000円

はじまりは小さなガラス工場だった

首都ヘルシンキから120キロほど北上した場所にある、イッタラ村がブランド発祥の地。創業者のピーター・マグナス・アブラハムッソンが、薬の瓶やランプなどのガラス製品を作り始めたのが1881年で、工場は今もイッタラ村に。

[LaLa Begin2017年12-1月号の記事を再構成]写真/西山 航 文/渡辺 愛 イラスト/水谷慶大

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