2022 Jan 21 Fri
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LaLa Beginのプレイリスト1月編! “SDGs”や”スロー”というテーマから連想した10曲-Laura day romance・鈴木 迅

LaLa BeginのSpotifyプレイリスト! 1月編 

季節に合わせて着たいスタイルや、LaLa Beginの特集から連想された渾身の10曲を毎月ご紹介するプレイリスト連載「服と音楽」。今月は冬小物に包まれて聴きたい曲を選曲。

選曲してくれるのは、気鋭のバンド・Laura day romanceで作詞・作曲・編曲を担当するセンス抜群のアーティスト、鈴木 迅さんです。

これまでの連載と、迅さんのプロフィールはこちらから。

1月のテーマ:最新号【スローな服とエコなもの】連想の10曲

担当との打ち合わせにて、今回提示されたテーマは『サステナブル』『スローファッション』 。
原稿の余裕を考えて年越し前に打ち合わせをしてくれたのにも関わらず、年末のバタバタに当たり前に飲み込まれ、年明け締め切りも近づいた日にふらっと家具を見に行ったIKEAにて『サステナブル』の文字を発見し、思い出し、焦り、その日から原稿に向き合うことに。あけましておめでとうございます。
『サステナブル』というと音楽に置き換えれば息の長い音楽、つまりはスタンダード的な名曲にあたるでしょうか。そんな音楽は作曲家ならば誰しも作ってみたいと一度は思うものですが、ある日パッと現れたようなそんな簡潔さがあって簡単には作れないわけです。スローというもう一つのテーマに沿いつつ 、僕にとっての長く付き合える音楽を集めてみました。

Kevin Morby-Beautiful Strangers

アメリカのシンガーソングライターKevin Morbyの2016年の一曲。ずっと根底は変わらないまま緩やかに表現の幅を広げている彼の音楽は、どこかで会ったことがあるような郷愁と、それをあくまで歌い継いでいく現代の人間としての矜持が同量ある気がします。2022年の今聴いても、おそらく2100年に見つけられても誰かの胸に響くような曲だと思います。

Darondo-Didn’t I

こちらは1970年代のアメリカのシンガーの一曲。偶然Netflixのとあるドラマを見ていたらエンディングで流れた曲だったのですが、現代が舞台のドラマに もばっちりハマっていて衝撃でした。僕はこのシンガーの名前も知らなかったので 、そんな時代を超越する曲がそこらじゅうに埋まっているのも音楽を探す楽しみの一つです。ちなみに車を爆破するエンディングだったので 、そこの部分に関しては連載のテーマには全くあってません! (笑)

King Harvest-Dancing in the Moonlight

同じく1970年代のポップグループKing Harvestの一曲。一つ前のDarondoと同じ時代なのにも関わらずこのポップでモダンな感じ!故に2000年にToploaderというバンドにカバーされ世界的にヒット。文字通り時代を超えた名曲になったわけですが、こういう癖になる繰り返しのメロディって本当に老若男女に好まれると思います。Toploader版も是非。

 Kelly Lee Owens-On

少し年代の古い曲が連続してしまったので、2020年リリースのイギリスのミュージシャンの一曲。スローな曲といっても捉え方は様々で、この曲はテンポが遅いわけではないんですが、滑らかに緩やかに展開していくトラックに温度感の曖昧なボーカルが心地良くてついつい選んで聴いてしまう曲です。モダンなようでいて、普遍的な部分がしっかりあるのは大事な要素です。

曽我部恵-テレフォン・ラブ

日本のバンド、サニーデイ・サービスのボーカリストである曽我部恵一さんのソロアルバムの一曲。僕にとっては憧れのシンガーソングライターの一人なのですが 、ライブで共演させていただいた際にシンプルなメロディラインをその場に居た全員に浸透させていく姿が悔しいくらいかっこよかったです。そんな僕の勝手な思い入れ抜きでも肩の力 が抜けてるのに満足感がちゃんとある。カッコいいです。

Real Estate-April’s Song

アメリカのインディロックバンドReal Estateの一曲。長く、広く愛されるものの条件の一つに『過不足のなさ』があると思っていて、real estateはまさにそんなバンド。情報量が多過ぎると疲れてしまうし、少な過ぎると物足らないと音楽も服もなりがちですが、その絶妙なラインを満たしてくれるものは貴重です。

ザ・ビートルズ-Please Mister Postman

1961年にThe Marvelettesというコーラスグループが出した 、デビューシングルにして大名曲をビートルズがカバーしたテイクです。初期のビートルズ作品にはたくさんのカバーが収録されています が、中学生で初めて聴いた時そのあまりの素晴らしさに本人たちの曲かと思ったのを覚えてます。Carpentersのカバーもありますが、ジョンレノンの枯れ気味のwait a minuteの切なさでこのバージョンをセレクト。

Big Star-Thirteen

アメリカの70年代のバンドの、 これもたくさんのカバーが存在する一曲です。わざわざ挙げるのも照れてしまうくらいスーパークラシックとして認知されてる曲ですが、thirteenの題の通り13歳の思い出として恋人とのやり取りがノスタルジックに描かれてます。誰にでもあるような思い出なのに嘘っぽくなくてグッときます。元のバージョンが一番!だと思いますが、歌う人によって主人公が変わる感じもとても味わい深いです。

くるり-坂道

日本のバンド、くるりの初期の作品からの一曲。僕は日本版Thirteen (一曲前)なんじゃないかと思っていて 、どちらも誰の心にもあるノスタルジアに触れてくる名曲ですが、そのイメージを場所に託してるのが実に日本的で美しいなと思います。1998年の曲ですが今の風景にもしっかり合うので、意外に変わってくものばかりでは無いのかもとも。

Sharon Van Etten, Angel Olsen-Like I Used To

2021年にリリースされた、人気アメリカンシンガーソングライター同士のコラボレーションの一曲。
僕の中で 、長く愛される曲は聴いた瞬間に『映画のラストが浮かぶ』という自分なりに信じている感覚があるんですが、その感覚で言えば2021年、この曲が一番でした。このプレイリストの曲はもちろんdavid bowieの『heroes』、the policeの『every breath you take』にあるあの特別な感覚がこの曲にもあって、しかもそれが2021年に出ているという。長く愛されるクラシックや名作は常に生まれているので 、2022年も見逃さないようにしなきゃなと背筋が伸びた名曲でした。


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