
寒冷地生まれのダウンが間違いなし!世界の本格ダウンブランドを覚えておこう
ダウン、スキ?キライ?第6回(全13回) ダウンほど優れた防寒着はありません。だからキライになるなんてもったいない。単に出会いの数が少ないだけかもよ?一度スキになったら手放せない、頼れる相棒だってこと、ぜひ知ってください。
本当にあったかいダウンは北から目線で選ぶといい
餅は餅屋というとおり、ダウンはダウンブランドが一番!なかでも保温性を第一に考えるなら、寒冷地生まれのダウンが間違いなし。
寒さに打ち勝つあれやこれやが備わったダウンは、あなたを全力で守ります。
この冬は北国ダウンで、魅惑のぬくぬくライフを送ってみませんか。
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北米からやってきたネクストブレイカー
QUARTZ
クォーツのジェニア
\カナダ・モントリオール北緯45 °/
イヌイットの民族衣装をイメージしたデザインは一見ミニマム。じつは650フィルパワーのカナダ産ホワイトダックダウン(写真下1)を、三層構造にした鉄壁の防寒ダウンを、防水透湿シェルでくるんだ本格派。1997年の創業以来、現地生産を貫く高品質で、極地探検隊の御用達(下2)にもなっている。11万円(プラドプレスルーム)
ダウンがもっと"スキ"になるCOLUMN
●フィルパワーって何??
商品説明でよく見かけるフィルパワーとは「うちのダウンはこんなに上質ですよ」というクオリティを示す数値のこと。
これは写真のようなシリンダーに羽毛1オンス(約28グラム)を入れて、どれぐらい膨らむかで測定します。
ふんわり大きく膨らむほど数値が高くなり、数値が高いほど軽くて暖かなハイクオリティなダウンといえます。
シンプルシックな高級フレンチダウン

PYRENEX
ピレネックスのグルノーブル
\フランス・サン・セベ北緯43 °/
フランス南西部、ピレネー山脈の麓のサン・セベにて、掛け布団などの高級ダウンを作る会社として1859年にスタート。700フィルパワー以上の上等なダウン(写真下)をたっぷり詰めながらも、動きやすくて細見えするところが、シンプルシック好きなフレンチガールに支持されています。9万8000円(グリフィンインターナショナル)
世界各国の本格ダウンブランドを覚えておこう
From USA
\アメリカ・ニューイングランド 北緯 41°/
CAPE HEIGHTS
ケープハイツ
米国有名ブランドのアウターを数々手がけてきた実績を生かして、1994年にスタート。高機能・高品質でアウトドアのプロからも高評。商品についてはこちらの記事を参照。
From Japan
\日本・滋賀 北緯 35°/
THE LOFT LABO
ザ・ロフト・ラボ
日本のダウン専門メーカー「ナンガ」と組んで2015年にスタート。日本の冬快適に過ごすための最低限の機能が詰まったウェアとして人気。商品についてはこちらの記事を参照。
From Sweden
\スウェーデン・オーレ 北緯 63°/
PEAK PERFORMANCE
ピークパフォーマンス
プロスキーヤーや編集者、デザイナーが1986年に創業。シンプルでクール、華美でも退屈でもない高機能なスキーウェアがたちまち人気に。商品についてはこちらの記事を参照。
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[LaLa Begin2018-19年12-1月号の記事を再構成]
写真/清水健吾 久保田彩子 文/間中美希子 仁田ときこ 灰岡美紗 スタイリング/荻野玲子 ヘアメイク/フジワラミホコ(LUCK HAIR) モデル/立花恵理(ViVi 専属モデル) イラスト/飯田 梓