2021 Oct 24 Sun
ダンテンLP

アウトドアギアだけじゃない⁈ 知られざる【スノーピーク】が手がける5つのビジネス展開

スノーピークが目指す「人間性の回復」とは?

1958年、新潟県燕三条で金物問屋として創業し、オリジナルの登山用品の製造・販売からスタートした〈スノーピーク〉。1988年には、燕三条の職人技を活かしたラグジュアリーでハイエンドなキャンプ事業を展開し、オートキャンプブームを牽引。今では、お洒落アウトドアギアの代名詞的な存在として世界中にファンを持つ〈スノーピーク〉。

そう、スノーピークといえば、そんなイメージを持たれる方も多いと思いますが、じつは、それだけではないんです!

「人生に、野遊びを」、「人間性の回復」といった、スノーピークが掲げるメッセージと、それを体現する多面的なビジネスから見えてくる、スノーピークの真の姿を、ブランド初の関係者向け総合展示会「Snow Peak LIFE EXPO 2021」取材の様子から、紐解きます。

人間らしい生活を「衣食住働遊」からアプローチ

「人間性の回復」を使命とするスノーピークが心からつくりたい未来を披露した今回の展示会。会場となった新潟県燕三条の本社兼キャンプフィールドでは、「未来は、自然の方にある。」というテーマのもと、「衣」「食」「住」さらに「働」「遊」「地方創生」の6つのブースが設けられ、スノーピークのこれまでの取り組みや新商品が展示されました。

スノーピークの新たなチャレンジ

キャンプを通じて、自然と人、人と人をつなぐことを広めてきた〈スノーピーク〉。たしかに、キャンプをすると忙殺される日々から解放され、リラックスできたり、空の下で作った食事を友人や家族と共にすることでより仲が深まったり。都会の生活では味わえない、人間らしさを取り戻すような感覚になりますよね。

そんな、文明社会の進化によって希薄になってしまった自然とのつながり、その大切さをキャンプ事業だけにとどまらず、衣食住働遊という人生すべての領域からアプローチすることをビジネス目標とし、”自然指向のライフバリューブランド”として、スノーピークはどんどん進化し続けているんです。

それでは、「衣食住働遊」それぞれの取り組みについてご紹介しましょう。

「衣」着ることで、その土地の物語になる服づくり

スノーピークアパレルは、「街着として⽇常的に着ることができながら、そのまま⾃然の中にもアクセスしやすい服」が原点となっています。単にアウトドアフィールドでの機能性を追求したものではなく、キャンプでも街でも心地よく着られるデザインや素材への追求を大切にしているんです。そして、その服づくりに欠かせない、全国の作り手さんたちの技術を絶やさないために、LOCAL WEARというアパレルラインも立ち上げています。

「食」野生の感覚がおいしいと感じる食体験を日常に

じつは、スノーピークはレストランも手掛けています。キャンプならではの食体験を都市にいながら味わえる、都市型レストラン「Snow Peak Eat」、マルシェや収穫体験など、地域に訪れた人と地域の生産者をつなぐ活動も積極的におこなっている、地方型レストランRestaurant「雪峰(せっぽう)」。自然のなかで、生産者の方々が手塩にかけて育てた食物を頂く。どちらのレストランも、そんな「食」の原点をもう一度考えさせてくれる食体験を提供しています。

「住」自然と共生した住まいと暮らし方を

アウトドアの視点から住環境の課題解決を提案する取り組みも。「アーバンアウトドア」という概念のもと、キャンプフィールドへ出かけずとも、日常の中で自然を感じるアクションが起きるような住まいづくりやアウトドアギアの提案をされています。自然とも人との距離も近くなる、そんな暮らしができそうです。

「働」自然と仕事がうまくいく働き方と環境づくり

この事業、ララビギン編集部のある弊社内のミーティングスペースでも取り入れています。オフィスに、アウトドアチェアがあると、なんだかリラックスして仕事ができるんですよね。

そんな、仕事環境にもアウトドアの視点を取り入れよう、という提案がこちら。青空の下でミーティングをしたり、オフィス内にアウトドアギアを導入したり、新しい働き方改革を提案してくれます。

「遊」自然の中で五感から豊かさを感じる体験を

1988年にスタートしたキャンプ事業。2011年には本社を創業の地である新潟県燕三条に移転し、さらに5万坪の敷地にSnow Peak HEADQUARTERS Campfieldというキャンプ場も併設。それから10年目の2021年、さらに15万坪にフィールドを広げ、新たなアウトドア体験を生み出そうとしています。

それが、2022年春オープンを予定している、温浴施設を中心とした、自然を感じる複合型リゾート「FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS(フィールド スイート スパ ヘッドクォーターズ)」。なんと天然温泉がキャンプ場で堪能できちゃうんです。こちらの建築も、スノーピークと長年タッグを組んできた隈研吾氏の設計。温浴施設として日本三百名山の一つである粟ヶ岳の眺望を存分に活かした設計のお風呂やサウナまでそろっています。

宿泊施設としては、ヴィラ棟(2タイプ、3棟)と、隈研吾氏とスノーピークが共同開発したモバイルハウス「住箱-JYUBAKO-」を併設予定だそうで、テント泊だけでない、新たなアウトドア体験ができる貴重な施設となりそう。来春のオープンが待ち遠しい!

キャンプフィールドからライフバリューフィールドへ

キャンプブランドからスタートし、アウトドアだけでなく、日常生活にもその視点を取り入れた人間らしい生活をする営みを提案する企業へと進化し続ける〈スノーピーク〉。昨今、自由が制限されるなか、改めて、生きやすさや心地良さ、人間らしい生き方とは、を問い直し始めた人も多いのではないでしょうか。そんな中で、いち早く、その「人間性の回復」の大切さを提唱し、アウトドアの視点を通じ、人生の全ての領域から事業展開を広げるスノーピークの取り組みに、深く共感しました。

そうはいっても、アウトドアってハードルが高い! なんて心配な方にもやさしいのがスノーピークの魅力。全国6か所あるキャンプ場では、キャンプ道具を一式レンタルできるサービスがあったり、都心でアウトドア気分を楽しめるレストランがあったり、さらにはグランピング施設など、手ぶらでもOKなサービスが沢山あるんです。

ちょっと都会の日常に疲れたら、アウトドアという選択肢が身近にあることを覚えておいて!

Snow Peak LIFE EXPO 2021特設サイトをチェック

 

7月7日〜7月9日、キャンプフィールドを併設している新潟本社にて開催した、スノーピークとして初となる大規模な総合展示会「Snow Peak LIFE EXPO 2021」の様子を、下記サイト内で詳しくご覧いただけます。環境⼤⾂の⼩泉進次郎⽒や建築家の隈研吾⽒をはじめとした豪華ゲストを迎えたトークセッションの様子も動画配信されていますので、ぜひチェックしてみて!

Snow Peak LIFE EXPO 2021 特設サイト
https://www.snowpeak.co.jp/event/life-expo-2021/

写真/高倉 夢 文/LaLa Begin編集部 ※掲載内容は配信時点の情報です。

 

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