
これまでのイメージを覆す!?「SENA MISAWA」の江戸切子は日常使いしたい逸品でした
マジカルファクトリーツアー 第8回 服や時計、靴などのアイテムがどうやって作られているのか調査するべく、編集部員が生産現場へレッツゴー!連載一覧はこちら
マットでやわらかなカラーの江戸切子!?こんなモダンな切子見たことない!とずっと気になっていました。どのように作られていくのかワクワク!

私が行ってきました!
編集部 トウモト
高校の修学旅行で行った小樽の大正硝子館。そこでガラス細工の数々を見たときの胸のトキメキは忘れません。
菊柄が生まれてくる瞬間は、“感動もの”

切子って豪華絢爛で、特別な行事の際に使うイメージがありませんか? 私はよくお正月に、家族で日本酒を飲む際に使っています。
三澤さんの生み出す切子はそんな世の中のイメージを覆す、やわらかな色でマットなデザイン。「シンプルで毎日の生活空間になじむ、そんな自分がほしかった切子を作っています」と三澤さん。毎日の食卓使いに合いそうです!
SENA MISAWA

今回、工房で見せていただいたのは3工程。
割り出しという作業では、ガラスに金色ペンで設計図を描いていきます。気泡がある部分は取り除くのが切子の本来のルールらしいのですが「泡もかわいいんです」とのこと。三澤さんのガラスへの愛を感じました。
粗削り&三番掛けでは、いよいよガラスをカッティング。後ろから息をひそめて拝見していたのですが、躊躇なくどんどん刃を当ててゆき、みるみるうちに菊の柄が浮かび上がってきます。目が釘づけになり、胸が高鳴っているのがわかりました!
