
突撃取材!パラブーツのミカエルとオルセーをはき比べてきた。その違いは?
評判のよい 服、靴、カバン 第20回(全25回)突撃取材!パラブーツのミカエルとオルセーをはき比べてきた
パラブーツといえば、晴れの日はもちろん、雨の日も万能で、ボリューム靴がトレンドな今、女性ファンが急増中。聞けば、人気のモデルはミカエルとオルセーとのこと、そして色は黒より茶が売れているそうで、お店に行ってはき比べてきました。
スタッフの方いわく、足の形によってオススメがあるとのこと。
「甲が高くて幅広の方にはミカエルがいいですね。ひもを締めたときに両サイドの革が閉じ切らないほうが美しいんです。逆にオルセーは甲が低く作られているので、華奢な足の方におすすめします」。
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甲高幅狭な足の持ち主としてはいてみたところ、ミカエルは足全体が柔らかくホールドされる印象でしっくりきました。オルセーは、サイドがきちっと締まって靴の中で少し足が遊ぶような感覚。
もしどちらかで迷ったら、足元にボリュームを出したい人はミカエル、シュッとした足元にしたい人はオルセーがおすすめです。(編集部ナイトウ)
MICHAEL
ミカエル
山岳民族の靴であるチロリアンシューズを原型にした、パラブーツで一番人気のモデル。登山靴にも使われるノルウェイジャン製法で雨にとても強い。写真は今年の春に出たカフェという新色で、左ページのマロンと比べてとてもシック。6万3000円(パラブーツ青山店)
SIDE
BACK
はき口は足に沿うよう柔らかくつくられているので、はきこむほど足に馴染んでいきます。足全体を包み込んでくれるので歩きやすさもバツグン。
黄色の靴下とも相性GOOD
ORSAY
オルセー
サドル部分の両端を糸で巻いた「ビーフロール」というデザインが特徴的なローファー。つくりはミカエルと同じノルウェイジャン製法、革も同じでリスレザーと呼ばれる、オイルを染み込ませたカーフを使っているので、水にとっても強い。6万3000円(パラブーツ青山店)
SIDE
BACK
素足もGOOD
ミカエルに比べてはき口は細身。キュッと締まるので、スポッと脱げてしまう心配は皆無です。型崩れしにくいしっかりした革なのも◎。
\ソールはどちらも反りのいいラバー/
レディスのソールはメンズほど厚みがなくてよく曲がるのが特徴。フランスの自社工場製です。
試着前には、革の表面を丁寧にブラッシングしてくれました。
パラブーツ青山店
8 月21日にリニューアルオープンしたばかりの店内は、白壁で明るく、靴がとても見やすいつくり。ゆとりのある空間にソファが置かれているので試着もゆったりできるのが嬉しい。
東京都港区南青山6-12-3
☎03-5766-6688
営業時間11:00~20:00 不定休
※表示価格は税抜き
[LaLa Begin2018年10-11月号の記事を再構成]写真/竹内一将(STUH) 池本史彦(PYRITE FILMS) 伏見早織 武蔵俊介