2020 Nov 01 Sun

サンゴブルーの器で今、注目のやちむん作家 金城有美子さん

やっぱり青が好き・・・色に溢れ、どんな色だって好きに選べる時代ですが、青ってじつは、私たちの最も身近にある色かも? デニムやシャツの定番色だし、ジャパン・ブルーって言われるくらい日本人とは縁が深い。ここらで一度、青を見つめ直し、好きな理由を掘ってみようと思います。

やっぱり青が好き第2回(全9回)「やちむんが好き!」

試行錯誤の末、6年目に安定して出せるようになったサンゴブルー。ただ、寒色の器だけに不安もあったそう。「料理教室に提供したところ先生が太鼓判。いろんな料理にも合うことを確信しました」。大小の平皿をはじめ、ボウルやマグカップなどバリエーション豊富に揃う。皿2000円~、カップ3000円。(ティトゥティ オキナワン クラフト)

ぴったり1150℃でしか出ないサンゴブルーに夢中

やちむんとは沖縄の言葉で焼き物のこと。金城有美子さんは温かみのあるサンゴブルーの器で今、注目のやちむん作家です。

「以前は通好みの渋い土器ばかり作っていました。きっかけは子ども向けのワークショップで使ってみた、明るい色の釉薬。意外にしっくりはまって作り始めたのが、パステルカラーのシリーズです。すると今度は大人の方から、落ち着いた色物もほしいというリクエ ストが。そこで院生時代のテーマだった青を思い出しました」 当時は思い通りに発色してくれない、もどかしい色だったそう。

「試作を始めて6年目に1150℃で焼くと理想の青になることがわかりました。ただし、誤差1、2℃内に留めないと全く違う青になる。うっかり寝過ごしてダメにしたこともありました。そういうときって夢の中でも不安を覚えるんですよね。何かおかしいぞって(笑)。面白いものを作るにはこん な失敗も必要だと思っています」

青い器は実際どう使えば?「そうめん、サラダ、ガスパチョ何でも合います。白い器は盛り付け時に余白を生かしたり彩りを考えたりとプロ級の腕が必要ですが、パンチのきいた青はお助けカラー。一点投入で食卓が華やいで、唐揚げだって素敵に見せてくれますよ」

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