
【予算:大体2〜3万円】リーバイスのヴィンテージデニムをお手軽に探すコツは?
古着の目利き力を養う「ヴィン」覧 第4回・・・おしゃれに古着を取り入れたい、けれど古着道は奥深い......。そこで、目の肥えたその道のプロに、古着の魅力と選び方を伝授いただきます! 連載一覧はこちら
ヴィン腕講師が古着の選び方を伝授!
ベルベルジン 藤原 裕さん

70年代初頭から選んでみよう
―リーバイスデニムにおいて「古着」と「ヴィンテージ」の違いは?
藤原 僕は天然のインディゴの色落ちが楽しめる1977〜78年迄に生産されたデニムのことをヴィンテージだと捉えています。モデル名で言えば、有名な「501XX」、「501(66)」の前期までがヴィンテージですね。
デニム界の絶対的王様501

―色落ちデニムの魅力を教えてください。
藤原 一目でわかる、“本物感”。というのもデニムは何十年もの間、保管されていた空気や湿気などの環境によって経年変化し、色落ちや風合いが育まれます。デニムはワインと同じなんです。
―そうしたヴィンテージデニムの最高峰がリーバイスの「501XX」なんですね。
藤原 なので、今は多くのメーカーが「501XX」の再現を試みていますが、オリジナルを超えるのは難儀なこと。ヴィンテージデニムの中でも一級品ですから値段も高い。それよりも女性にはお手頃に買える本格的なヴィンテージデニムをおすすめします。