2022 Aug 19 Fri

日本一のロングセラー「トンボ鉛筆の8900」やツバメノート、セロテープなど超メジャー級ぞくぞく!

日本の名文具たち 第3回 「ガラパゴスケータイ」なんて言葉もありましたが、日本の文具も独自の進化を遂げています。というのも、欧米でタイプライターが打たれていた時代も、日本では手書きが主流。そんな歴史が土台にありつつ、手先が器用で、海外の技術を応用したり、アイディアに長けているという国民性を活かした文具が作られてきました。
だから日本の文具は、生活を支える実用品として、質実剛健な名品ぞろい。当たり前のように使っているその文具にも、じつは深い歴史が詰まっています。

「日本の名文具たち」連載一覧(順次公開予定)

日本の文具史を遡る Part3(1940年→1948年)

1940年

東京・浅草の満寿屋が作家たちのために目にやさしいクリーム色の原稿用紙を考案。

MASUYA 満寿屋 MONOKAKI、FUTOKORO

MASUYA(満寿屋)のMONOKAKI、FUTOKORO

原稿用紙と同じクリーム色の紙は万年筆での筆記を想定していて、裏抜けしにくい。越前和紙に切り絵柄の表紙のノートと、原稿用紙そのままのデザインの便箋と封筒は筆が進みそう。左からMONOKAKI N3 950円、N1 1400円、FUTOKORO E3 300円、FB1 500円(以上舛屋)

【POINT】文学賞がとれるジンクス付き!?

MASUYA 満寿屋の原稿用紙K
満寿屋の原稿用紙K1 900円(舛屋)

川端康成、井上靖、司馬遼太郎なども愛用。紙色は長時間の執筆でも目が疲れないクリーム色。

1945年

トンボ鉛筆から後に日本一のロングセラー鉛筆となる「8900」が誕生。

TOMBOW トンボ鉛筆 8900

TOMBOW(トンボ鉛筆)の8900

終戦直後に写真修整用として発売され、1948年からは黄色のパッケージと六角のオリーブグリーンの鉛筆軸に。8900の名は破竹の勢いで売れるようにとの願いから。1ダース480円(トンボ鉛筆)

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