2021 Apr 19 Mon
革財布フェア

未経験でも“好き”が原動力! 編み物⭐︎堀ノ内さんが偏愛する「インパクト★編み物」の世界

偏愛レボリューション 第5回 偏愛は毎日をちょっと楽しくする小さな“革命”! どんなにマニアックだとか、ファン歴なんて関係ないのです。いつの間にか夢中に……あぁ、“好き”があるってしあわせ。そんな偏愛ビトをレポートします。 連載一覧はこちら

偏愛レボリューション~Vol.5 インパクト★編み物

数年前、このニットたちの存在を知った時の衝撃たるや。聖子ちゃんに王さん、やっさんにたのきんトリオ……なんという絵柄のチョイス! 

編み物

個展に足を運んで実物を見てみると、そのクオリティにさらなる衝撃。どんな人が作っているんだろう、どれだけの手間が掛かっているんだろう。

一般的な編み物からイメージするほっこり感とは真逆の、“狂い編みサンダーニット”なるキャッチコピーも含め、ずっと気になっていた偏愛ビト。

念願叶って今回はニットデザイナーの編み物☆堀ノ内さんに、お話を聞きました。

経験はゼロ。でも「作りたい!」の気持ちが止まらず……

ALL手編み
この横山やすしニットも初期に手編みした思い出の作品。上写真の聖子ちゃんも。ちなみに一番最初の作品はブルース・リー。

間近で見てもすごい完成度ですが、もともと編み物とか手芸が得意だったんですか?

「いやいやまったく。編み物どころか簡単な裁縫もしたことなかったんです。今から10年ほど前に、ネットで海外のミュージシャンやロゴが描かれたヘンテコなセーターをまとめたサイトを見て、あ、かわいい、これ作りたい!って急に思いついたんです」

まずほしい、じゃなくていきなり作りたい、だったんですね。

「グラフィックデザインをやっているので、編み図なら作れそうだぞと。あとは編む技術を習得すればって思っちゃったんです。改めて考えると、なんて面倒なことを(笑)」

経験ゼロなぶん、こういうものを編むには相当な技術と時間が要るんだろうなっていう先入観もなかったのがよかったんですかね。

「それでいくつか教則本を読んだり、橋本治さんの本に、まさに僕がやりたかったことだ!と影響を受けたりして、最初の5着は手編みで作りました。1着目はブルース・リーです」

橋本治さんの本
『男の編み物ー橋本治の手トリ足トリ』は超高値がついている伝説の編み物本。

えええ、いきなり絵柄ニットを?

「だからめちゃめちゃ時間かかりました。さすがにこれはもう無理だ、機械編みにしないと、と思って。でも編み機の使い方を教えてくれる本やサイトがなくて、習える先生を探して、千葉のカルチャースクールに半年間通って覚えました。人気の教室だったんですけど、男性も同世代もまったく居なくて、マダムたちに交じって習っていました」

機械編みの技術は習得したものの、絵柄の部分はやっぱり手編みするしかないと言われて、同志も居ないなかで、じゃあ手編みできるレベルでいいかな、なんなら編み物熱が冷めちゃったりはしなかったんですか?

「じつは始めた頃から、後々はグラフィックデザインよりこっちを生業にしていきたいっていう思いがあったので、どうにかしてできないかと試行錯誤して。色々教わってるうちに、これは面倒くさいだけで、やろうと思えば機械で編めるぞってことに気づいたんです。そこからは一気に」

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