
【小さな車100年史】小さな車には人々の知恵と工夫が詰まっている
いつか乗りたい小さな名車名鑑 第6回 ボーイな女にふさわしい車を、【ベーシック】【顔】【色】という3つのキーワードで考えてみました。連載一覧はこちら
今も昔も“小さい”は偉大
小さな車の歴史は、知恵と工夫の歴史でもあります。たとえばバブルカーのイセッタは、できるだけ部品を少なくするために、前ドアという発想にたどり着きました。課題点を、斬新なアイデアでチャームポイントに変えてしまったのです。
いいものを手頃な価格で届けたい。つくり手の想いがギュッと詰まった小さな車たちは、今も昔も愛すべき存在なのです。
[1920s]元祖・小さい車
サイクルカー

オートバイの機構を使い、主に二人乗りだったサイクルカーは、割安な維持費からヨーロッパで人気を呼びました。
[1940s]斬新すぎる“前ドア”の発想
バブルカー

戦後の困窮期に現れた簡易的な自動車で、泡のような姿が名前の由来。横ではなく前についたドアが印象的。