2020 Nov 29 Sun

調理道具の名脇役!食材を劇的に美味しくする「すり鉢」&「おろし器」

道具の達人 第15回 今回は、ごまや大根、チーズを劇的に美味しくしてくれる、すったりおろしたりする名脇役な道具たちをお届け。連載一覧はこちら

器としても愛用できる、溝がない便利なすり鉢

かもしか道具店のスパイスすりバチ
右/かもしか道具店のスパイスすりバチ(黒) W10.6×H15×D14.3cm 1800円 左/同すりバチ(黒) W15.5×H15×D6.3cm 3400円(以上かもしか道具店)

溝がないのにすれる。最初は半信半疑だったけど、使ってみたらまあ便利! 「すり鉢でございます」って感じじゃないから、器として使えるのもいい。

ごま和えを作る時、ごまをする→野菜を入れて和える→盛り付ける、一連の作業がコレひとつでできてしまう。いくつも道具を出さずに作れるってありがたい。

小さいタイプは、カレー用スパイスや粒こしょう、山椒の粒などを少しだけ潰す時に超便利。洗う時もカスが溝に入り込まないから(ていうかそもそも溝、ないし)、すごく楽。

ごまもスパイスも使うときに潰す(する)ほうが香りもいい。なんてことない料理でも一気にレベルアップする。

芸術的な美しさを備えた疲れないおろし金

ツボエの極上おろし金 箱 350ml 8000円(ツボエ)

買ってきてすぐに大根おろしを作った。厚みのあるおろし金部分と傾斜のあるデザイン、シリコン製の蓋を下に敷くので、滑らず安定感がある。ガリガリとどんどんおろせる。腕や肩に変な力がかからないからすごーく楽なのだ。

中にセットされた網のおかげで自然と水切りができている。できあがったそれはきめ細かくてふんわり、口当たりがよく滑らかで極上そのものだ!

おろし金部分は鏨(タガネ)で一目ずつ丁寧に掘り起こされた芸術とも言える美しさ。四方向に目立てされているので、繊維を引きちぎらず“切るように”おろせるのだそう。もうほかの大根おろし器は使えない。

スルスルとすべらすだけ! どんな食材もふんわり

マイクロプレインのゼスターグレーター W31.8×H3.5×D3.5cm 3000円(池商)

ビストロで食べた魚介のマリネにレモンの皮がかかっていた。それは息を吹きかけたら舞ってしまうほど細かくふわっふわだった。

マイクロプレインのグレーターは一般的な「すりおろし器」とは違い、突起のない細かい刃が並んでいる。すりおろすというより“削る”感じだ。

刃の先端が鋭利なので、スルスルと気持ちよく削れる。ステンレス製なので軽くてお手入れもしやすく、丸みを帯びたグリップは握りやすく安定感がある。

柑橘の皮はもちろん、硬いアーモンドやナツメグなどもパウダー状に削れる。驚くべきはパルメザンチーズ! 粉雪のようにふわっふわのチーズは香りもよく、二度と粉チーズには戻れなくなる。

Profile

みなくちなほこ(フードコーディネーター)

アウトドア料理から家庭料理、スイーツなど幅広いジャンルの料理に精通し、身近にある食材で、簡単で美味しい、「実力以上の料理」を作ることがモットー。無類の鉄鍋好きで、鉄作家・槇塚 登氏と共に鉄の台所道具「TEPPAN」シリーズをプロデュースしている。

連載「道具の達人」

道具の達人

フードコーディネーター みなくちなほこさんの連載。全国津々浦々、はたまた海外まで買い付けに行ってしまうほど、キッチン道具が好き。使える道具を毎回紹介していきます。連載一覧はこちら

※表示価格は税抜き[LaLa Begin2020年10-11月号の記事を再構成] 写真/武蔵俊介 構成/灰岡美紗 イラスト/naohiga ※掲載内容は発行時点の情報です。

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