2020 Oct 20 Tue

一度使ったら手放せない!無印良品の逸品ほか、毎日使いたい「お玉」ベスト3

道具の達人 第14回 スープや味噌汁をすくうのに欠かせないのが「お玉」。すくえればなんでもいいわけではないのだよ、というのが今回のお話。連載一覧はこちら

ほしい! を追求して生まれた小さな相棒
鉄の台所道具店のちいさいおたま

鉄の台所道具店のちいさいおたま
鉄の台所道具店のちいさいおたま W7×H27cm 4000円(キッチンボタン)

ほしいほしいと探しても気に入ったモノがなかった。片口の涙形だと使い道が決まりすぎていてつまらないし、シロップ用レードルは論外。

そんなときに槇塚 登氏が作ってくれたのが、直径7cmの小さなお玉だ。1 つひとつ叩いて作るお玉はちょっと凸凹していて持ち手は木でできている。無骨さと可愛らしさがミックスした大好きな仕上がりだ。

小さなカップや細い飲み口のグラスにスープやシロップをこぼさずに注げて、ステンレス製だから中華鍋で1~2 人分のチャーハンや炒め物を作るときにもガンガン使える。

最近では梅酒の梅を瓶からすくうのにめちゃ便利だと気づいたところだ。

毎日使うものだから美しく使いやすいものを
柳宗理のレードルS

柳宗理のレードルS
柳宗理のレードルS 約W7.2×H22.5cm 2000円(佐藤商事)

毎日何かしら汁物を作る我が家で一番登場しているのがこれ。

2人分を直径16cmの鍋で作ることが多いので鍋とのバランスがちょうどいい。小さいと思いきや、深さがあるので具も汁もしっかりとすくえ、量の調整もしやすい。

横に広い楕円形だから具を崩さずすくえるし、小さな器によそうときの“汁だれ”もない。鍋肌にペタッとくっついた小さな具も、横広のレードルの縁をそわせればすっと取れる。

日本のプロダクトデザイナーの第一人者・柳宗理のツールは美しいだけでなく使いやすい。レードルは毎日使うものだからこそ、これぞというものを吟味して手に入れたい。

使い勝手がよすぎて手放せない逸品
無印良品のシリコーン調理スプーン

無印良品のシリコーン調理スプーン
無印良品のシリコーン調理スプーン 長さ約26cm約W7.5×H26cm 537円(無印良品 銀座)

一見、見た目も地味な取っ手の長い大きなスプーン。使ってみたらゴムベラとお玉のいいところを足して2で割ったような便利さで一度使ったら手放せなくなった。

耐熱性が高く、これひとつで“炒める”“混ぜる”“すくう”ができてしまうのだ。適度な硬さは汁をしっかりとすくい、スプーンの縁はやわらかいのでとろみのある汁気も残さずすくい取る。

例えば麻婆豆腐を作るなら迷わずこれを使う。炒めて煮込んで器に盛る。最初から最後までこのスプーンひとつ。シリコーン製だからデリケートな豆腐も優しく運び、鍋にこびりついたとろみのある汁気も残さずすくいきることができる。無駄ナシだ。

Profile

みなくちなほこ(フードコーディネーター)

アウトドア料理から家庭料理、スイーツなど幅広いジャンルの料理に精通し、身近にある食材で、簡単で美味しい、「実力以上の料理」を作ることがモットー。無類の鉄鍋好きで、鉄作家・槇塚 登氏と共に鉄の台所道具「TEPPAN」シリーズをプロデュースしている。

連載「道具の達人」

道具の達人

フードコーディネーター みなくちなほこさんの連載。全国津々浦々、はたまた海外まで買い付けに行ってしまうほど、キッチン道具が好き。使える道具を毎回紹介していきます。連載一覧はこちら

※表示価格は税抜き[LaLa Begin2020年8-9月号の記事を再構成] 写真/武蔵俊介 構成/灰岡美紗 イラスト/naohiga ※掲載内容は発行時点の情報です。

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