2020 Oct 01 Thu

機内でも、ディナーでも。旅の相棒はカシミヤセーター 

トレンドに踊らされるレディスとは違って、変わらぬ基本スタイルがあるメンズのファッション。ベーシックって一体何?と迷えるあなたに、Shinzoneディレクター・染谷真太郎さんが考える、メンズのおしゃれ心をお伝えします。連載一覧はこちら

女性にこっそり教えたい メンズのベーシック 【第5回】セーターとそのお手入れ

ララビギンの原稿を書いていて思い出すのは、LAに向かう飛行機の中で観た『LA LA LAND』。本物のLAの広~いフリーウェイを貸し切って撮影をするスケールの大きさにやっぱりアメリカってすごっ!と改めて感じ、実際に空港からフリーウェイを走ると、そこはまさに映画の中の舞台。

NYもLAもそうだけど、旅をするとそこにいるだけでインスピレーションがビシビシ湧いてくるし、思いついたアイディアを実行する勇気が出てくる。これだから旅は欠かせない。

僕には、そんな旅に欠かせないモノがある。それは「セーター」! 

飛行機の中で寒くなった時や、現地での朝晩の寒暖の差、ちょっとしたディナーでも、上質なセーターが一枚あると本当に便利。乾燥したヨーロッパなどでは通年カシミヤが愛用されています。

タッチが柔らかで、セーター自体が軽いのも旅では大事な要素。カラーはヘザーグレーと呼ばれるような、霜降りのグレーが万能のカラーで上品な雰囲気もある。グレーはブルーデニムでもブラックデニムでも相性のいいカラー。足元はタバコスエードのローファーやバレーシューズなんかが素敵だと思う。

カシミアニット ジョンストンズ

グレーを手に入れたら、次はベージュやキャメルを。そのあとは、毎シーズン一枚ずつ、ブラック、ネイビー、ブラウン、などを手に入れて行く。たまに差し色でピンクやオレンジ、パープル。カシミヤだと差し色カラーも上品。

デザインは、クルーネックかVネックがオススメ。Vネックなら白いクルーネックのTシャツを重ねても可愛いし、素肌に着てネックレスでアクセントをつけてもいい。こんなワードローブの定番と言われるようなものをしっかりと構築すると、少ない荷物で旅に出かけられるようになります。

厳選したワードローブを構築するためには、たまにはうんと奮発して「カシミヤのセーター」という選択がオススメ。

ちなみに僕が最近愛用しているのは、イギリスのストールで有名なジョンストンズが作るクルーネックのセーター。ライトグレーとミディアムグレーの2枚を着まわしています。奮発した甲斐あって、すごく重宝しています。

そんな奮発したセーターを、どうやってお手入れするのか!? 僕は手洗いをしています。色々な洗剤を試して、「ランドレスのウールカシミヤシャンプー」が仕上がりも香りも気に入っています。

洗い方はシンプル、洗面台にぬるま湯を張って洗剤を入れる。手で溶かして泡立てる。セーターを洗濯ネットに入れて、投入。特に首回り、脇の下などをよく揉んで、汗や皮脂を落とす。一度ぬるま湯を流して、新しいぬるま湯で二回くらいよくすすぐ。

軽く絞って、洗濯機で1分ほど脱水。脱水が長すぎると良くないので気をつけて。あとは、乾いたバスタオルの上に平干しして乾かす。最後にスチームアイロンを当てたら完成! 洗いあがった後の風合いが最高で、これだからセーターの手洗いはやめられん。

手洗いは、まずは失敗してもいいセーターで挑戦するのがコツ。手洗いしたりアイロンをかけたりすることで、愛着が湧きます。良いものと長く付き合う楽しさに触れたら、やみつきになります。

[LaLa Begin2017-2018年12-1月号の記事を再構成] イラスト/酒井マオリ

Profile

染谷真太郎

1980年生まれ。ロンドン留学帰国後、2001年20 歳の時に表参道にShinzone(シンゾーン)オープン。全て独学で、セレクトショップを運営するという奇跡を起こす(笑)。男性ならではのセレクトで、ONE&ONLYなショップを志して奮闘する日々。 Instagram@shinzone_shintaro_someya www.shinzone.com/

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