
読めばほしくなる! ハミルトンの今昔モノ語り
ハミルトンのロマンあふれるウンチクを知るとほしくなる!
頑張れば手が届き、時計メーカーとしての確かな背景がある。そんな実績と信頼感あふれるブランドは、ウンチク好きなメンズに高い人気を誇ります。ハミルトンはその代表例。
今でこそ本社工場はスイスにありますが、創業は1892年のアメリカにて。当時のアメリカの発展に欠かせなかった鉄道員向けの懐中時計でまずは名をあげました。
その精度と耐久性が認められ、戦時中は米軍に数えきれないほどの時計を供給。評判が不動のものに。
世界で初めて電池で動く腕時計を作ったのもハミルトン。ブレスタイプのレディスウォッチで一時代を築いたのもハミルトン。
精度だけでなくデザインの革新性も評価されているブランドの時計は、知れば知るほど愛着が深まることでしょう。

キーワードで読み解く今昔モノ語り
19世紀
高精度&高耐久性で 米国の鉄道を支えました
急速に鉄道整備が進んでいた19世紀末の米国。当時は国内に複数の時間帯が混在し、わずかな時間管理の狂いによる事故が頻発していました。
そのため鉄道会社が各時計メーカーに高精度な時計をリクエスト。それに応えたのがハミルトンの鉄道員向け懐中時計だったのです。写真は1935年生産のもの。
100万本
米軍からも絶大な信頼を得ていました

第二次世界大戦中のハミルトンは一般向けの時計生産をストップ。自由のために旗を振った母国をアシストするため工場の全ラインを割き、アメリカの陸・海・空軍に総計100万本を超える時計を供給しました。
その際のモデルをルーツにしたシリーズは今でも世界的に大ヒットしています。