
赤いサンタクロースのイメージを作ったのはコカ・コーラだったって知ってた?
Coca-Cola[コカ・コーラ]第3回(全4回)
コカ·コーラの広告が現代のサンタクロースのイメージを定着させた
サンタクロースというと、赤い服を着て白いひげを生やした恰幅のいい男性の姿がすぐに思い浮かびますが、二十世紀初めまでイメージ像はバラバラでした。緑色の服を着ていたり、ひげなしだったり、小人だったり……。
実はサンタクロースが今のような姿に落ち着いたのは、コカ・コーラが実施した1931年のクリスマスキャンペーンだったのです。
画家のハッドン・サンドブロム氏が、コカ・コーラ社のコーポレートカラーである赤い衣装を着せ、白いあごひげをたくわえた、人間味あふれる陽気なサンタクロースを描きました。

その後33年間、毎年サンタクロース作品を製作し、赤い服と白いひげの楽しいサンタクロースのイメージが世の中に根付いたのです。