2022 Oct 04 Tue

いいTシャツは「いい糸」から。IITO(イイト)のクルーネックTシャツが出来るまで

マジカルファクトリーツアー 第5回 服や時計、靴などのアイテムがどうやって作られているのか調査するべく、編集部員が生産現場へレッツゴー!連載一覧はこちら

いつも着ているTシャツもスウェットも、元をたどると1本の糸。さらにたどっていくと綿に。今回の「マジカルファクトリーツアー」では、糸ができるまでを追いかけました。

丁寧に梳かしているかが、「いい糸」の鍵!

IITOのTシャツ

初めて「イイト」の製品に触れたとき、そのふわもち感に心奪われました。

紡績を究めている第一紡績株式会社が糸からこだわって作るブランドなんですが、紡績のなんたるかも知らない私は「糸を作るってどういうこと?」と気になりすぎて、熊本県荒尾市へひとっ飛び。

\ 世界文化遺産の町・荒尾 /

荒尾駅
最寄駅の荒尾は、日本最大規模の炭鉱であった三池炭鉱の万田坑がある町。世界文化遺産にも登録されています。

着いてびっくり。なんと9ヘクタール(東京ドーム約2個分)の敷地内で、紡績から編み・染色・縫製まで行っているそう。

第一紡績株式会社の工場
東京ドーム2個分の広さ

工場の中では、大量の綿の塊を発見!

大量の綿

ほぐされながら、不純物を取り除いた綿は1枚のシート状に。

ゴミを取り除いてシート状に
ゴミを取り除いてシート状に

針のような細かいコームを通すと、繊維のもつれが取れ、レースのカーテンのようにふんわり。

もつれが取れてレースのカーテンのようになった繊維
まるでレースのカーテンのよう

それを、きしめんやほうとうみたいな1本の束にまとめます。

機械で繊維をきしめん状に

このきしめん状のものを数本まとめ、シート状にならして梳かしてを2〜3回繰り返すと、糸のもとの出来上がり。「何度も丁寧に梳かす作業が、糸の良し悪しを決めます」と案内してくださった高本さん。

きしめん状になった繊維
きしめん? ほうとう?

良質な繊維だけが残り、繊維一本一本の向きが整った「きしめん」は肌触りなめらか〜。この1本の糸のもとから繊維を引き出してねじるのが一般的な糸の作り方。

「イイト」に使われる糸は、2本の糸のもとから繊維を引き出して甘く撚るから、やわらかい糸になるんですって。

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