2020 Dec 05 Sat

つくりすべてに理屈がある。今こそ価値ある「ヴィンテージスウェット」の魅力

スウェットの教科書 第9回 気負わず着ることができて、がしがし洗えるデイリーウェア。1枚も持っていない、なんて人はおそらくいないのでは。当たり前のようにそばにあるアイテムだけど、実は知らないことがたくさん。その魅力を改めて紐解きます。連載一覧はこちら

ヴィンテージスウェットの魅力って?

“肩肘張らずに長く着られるベーシックな服”を、と2015年にスタートしたリノ。

ここではヴィンテージの要素を取り入れながら、今着やすい定番服を作る術に長けた、リノの代表・安藤 歩さん、ディレクター・主濱 航さんにヴィンテージスウェットの魅力についてお聞きしました。

つくりにすべて理屈がある、それがデザインとしても面白い

30年代〜50年代に作られていたものをアップデート

安藤 ヴィンテージの定義は色々ですが、スウェットに関して言うと、私たちにとっては30年代〜50年代に作られていたもの。それを現代的にアップデートすることを目指したんです。

主濱 50年代から60年代にかけて、スウェットはアメリカでファッションアイテムとして着られるようになりましたが、元々はアスレチックウェア、つまり運動着として作られていました。

ヴィンテージスウェットはすべての作りに理屈がある

安藤 だから着心地をよくしたり、運動性を確保したり、耐久性を高めたりするためのディテールが盛り込まれている。ヴィンテージスウェットを見ていると、すべての作りに理屈があるというか、道具としての機能を高めるためのものであることがわかるんです。

主濱 しかもそのために考案された意匠が、ひねりの効いたデザインにも繋がっているのが面白いところ。

スウェットの差別化は……?

安藤 スウェットはジーンズと並ぶ定番服なので、なかなか差別化を図るのは難しい。リノではプラスのデザインをせず、あえてシンプルに、それでいて個性のあるものを、と考えて、ヴィンテージのスウェットにたどりつきました。つくりに意味がある、その面白さがヴィンテージスウェットの魅力なのだと思います。

 

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