2023 Mar 28 Tue

アウトドアでサウナ!? 今アツい「テントサウナ」の魅力をサウナの第一人者に聞きました

ボーイな女スカウト入門 第2回ボーイな女たるもの、アウトドアをエンジョイしながらも、ガールスカウトの「そなえよつねに」の精神で人間力を鍛えましょう!連載一覧はこちら

テントサウナを楽しもう

ボーイな女スカウトでなぜサウナ? とお思いでしょうが、今アウトドア界で熱いのが“テントサウナ”。

2017年頃から日本上陸し、今やキャンプイベントやサウナフェスなど、屋外でサウナを体験できる機会が全国各地に広がっているんです。

サウナの魅力は熱いだけじゃない!?

これはアウトドアライターとして見逃せない! ということで、日本へサウナ文化を広めた〈メトス〉さんの専門店〈サウナ・ソッピ〉を訪ねました。

「よく銭湯などで見かける主な日本のサウナは電気ストーブですが、サウナ発祥の地フィンランドでは、薪ストーブの上に石を積み、熱した石に水をかけて発生した蒸気を浴びて“ロウリュ”するのが一般的。おしゃべりしたり、ストーブでソーセージを焼いたりもするんですよ」と語る炎の伝道士・岩﨑さん。

日本のサウナは約90度の高温ですが本場では70〜80度で自分に合った熱気と蒸気のハーモニーを楽しみながら過ごしているそう。熱さのガマン大会とは真逆の世界!本当は究極のリラクゼーション空間だったんですね。

今回体験したのが、フィンランド軍も使っているモバイルサウナテント。

隊員は斧とテントを担いでどこでもサウナをするんですって!テント内は小型の薪ストーブとベンチが設置されたコンパクト空間。薪を割って、火をおこして、テントを立てて、ってこれ前回学んだ“焚き火”の術が役立ってる!

「火を制すものは、サウナも制す。生活が電気化した現代だけれど、元々は煮炊きも風呂も薪が常識。火の扱いこそ生きる基本!」とサウナで蒸されながら聞く炎の伝道士の“火トーク”は、本当に熱すぎた……。

テントサウナの心得

  • 火を恐れない

テントサウナは薪ストーブを扱えてこそ。心地よい熱気を得るため、正しく火と向き合うべし。

  • サウナは社交場

裸の付き合いはフィンランドも日本も同じ。サウナの中では会話を楽しみ、仲良く過ごそう。

  • ガマンではなく癒やし

熱さをガマンするのではなく、身を清め、心を落ち着かせる空間。温泉に入る感覚で楽しもう。

Profile

今回の先生
炎の伝道士 岩﨑秀明さん

サウナを日本に広めた第一人者でサウナソッピを運営する〈メトス〉に勤務。炎の伝道士として暖炉や薪ストーブの普及にも励む。

聞き手
アウトドアライター 山畑理絵さん

山が好きすぎてアウトドア業界に転職したアラサー女子。前回学んだ焚き火火いじりの魅力を再確認し、焚き火グッズを一新。

連載「ボーイな女スカウト入門」

ボーイな女たるもの、アウトドアをエンジョイしながらも、ガールスカウトの「そなえよつねに」の精神で人間力を鍛えましょう!

連載目次へ

[LaLa Begin2019年4-5月号の記事を再構成]イラスト/Naoki Shoji 協力/メトス サウナソッピ http://saunasoppi.jp ※掲載内容は発行時点の情報です。

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