2020 Jun 05 Fri

オメガの永世定番「スピードマスター プロフェッショナル」は女子も知っておきたい名作

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違いのわかる女になるためのブランド研究・・・知っておきたい基本の知識から、マニアックなレア情報まで、あらゆる名ブランドを多角的に掘り下げて徹底研究!

OMEGA[オメガ]第1回(全3回)

オメガの「国語」:あのアポロ13号の危機を救った話

今から約60年前、スイスである画期的な腕時計が誕生しました。

カーレースに関わる人たち向けに開発されたことから“スピードマスター”と名付けられたその時計は、ほどなくして、なんと宇宙へと飛び立つことになります。

きっかけとなったのは1962年。当時NASAの有人宇宙飛行計画に選ばれていた宇宙飛行士ウォルター・シラーが、その使い心地のよさに惚れ込み、スピードマスターを着けて宇宙へ飛び立ったのです。

NASAに正式採用され、ついに月面に降り立つ

1964年にNASAが正式に宇宙飛行士用時計を選び始めたときも、数ある腕時計を押しのけ、スピードマスターだけが全テスト項目をクリア。晴れてNASAに正式採用されることに。

そして1969年。宇宙飛行士バズ・オルドリンの腕に着けられ、スピードマスターはついに月面に降り立つことになったのです。翌1970年に有名なアポロ13号が故障した際も、パイロットはスピードマスターで時間を測り、無事地球に帰還。

“ムーンウォッチ”の呼び名に

以来、現在まですべての有人宇宙ミッションで公認され、“ムーンウォッチ”と呼ばれることになりました。

11もの過酷なテストを経て宇宙へ

1960年代初頭、当時宇宙空間でもつけられる腕時計を探していたNASAは、各時計メーカーのクロノグラフを集め、1964~65年にかけてテストを行いました。

気圧、衝撃、振動といった、合計11項目にも渡る過酷な試験をすべて耐え抜いたのは、スピードマスターだけでした。宇宙服の上からつけられるように長めのストラップに変えて使われていたそうです。

宇宙服専用のストラップ

覚えておきたい名作
スピードマスター プロフェッショナル

1957年に開発された永世定番モデル。月面着陸時にも使用されていたことから“ムーンウォッチ”という愛称でも親しまれています。

多様な機能を備え、現在では国際宇宙ステーションの備品としても使われている、ツウ好みの名品です。SSケース。手巻き。径42㎜。(オメガ)

裏ブタには月まで行った証が

各パーツの名称と意味を
知っておこう

1. プッシュボタン
クロノグラフの特徴であるストップウォッチ機能を使用する際、スタート、ストップ、リセットを行うためのボタン。

2.リューズ
時計を動かすためにゼンマイを手で巻き上げたり、時刻や日付などを調整するために使用する突起状の重要パーツ。

3.タキメーター
乗り物等の平均時速を計る機能。60秒までの目盛りや速度などを明記しているのが特徴。

4. 30分積算計
ストップウォッチを動かした後に、30分まで累計された時間を表示させられる機能。

5. 12時間積算計
ストップウォッチを動かした後に、12時間まで累計された時間を表示させられる機能。

6.スモールセコンド
インダイヤルに備えられた秒針のこと。文字盤中央から離れて独立して配されているのが特徴。

ブランド研究【オメガ】

オメガの腕時計のスゴさは、最も頑丈で最も精密であること。さらに、それほどの高機能でありながら、手が届く価格なのです。さぁ、名作の歴史と製作現場をのぞいてみましょう。

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[LaLa Begin2017年10-11月号の記事を再構成]写真/伏見早織 久保田彩子 武蔵俊介 文/黒澤正人 

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